ママが大好きだからこその不適応~モラルハラスメント - 夫婦問題全般 - 専門家プロファイル

佐藤 千恵
行政書士東京よつ葉法務オフィス 
東京都
離婚アドバイザー

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ママが大好きだからこその不適応~モラルハラスメント

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モラルハラスメント ブログから

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モラルハラスメント被害 
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士 
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです


第10回モラルハラスメント語りと癒しワーク
開催します

とき:2012年11月17日(土)10:00-12:30
ところ:西新宿KIHビル(西新宿7丁目)
料金:お一人さま3,000円
*お飲み物、お菓子用意します
*途中退席自由
*女性限定*
詳しくは こちらの記事  をご覧下さい 
*満席になりました*
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モラハラ夫からの被害に耐えかね

別居をした際、




その前後の時期に、

お子さんが強く、不安定さや不適応状態を

現すことがあります。





下の兄弟を叩く様になったり、


急に聞き分けが無くなったり、


夜泣きや指しゃぶりをする、


爪噛みをする様になる、


元気が無くなったり、など。




少し大きい子については、


部屋に引きこもる様になる、


不登校、


欝的症状を表す、


家庭内暴力を振るうようになる、など。







まだ幼い心に、


または、まだ発達途中の心に、



父親が母親を大切に扱わないことへの

怒りや悲しみ、



その状況をどうにも出来ずにいた自分への

もどかしさ、



安定した環境を与えてくれない両親への恨みなど、



一言では表せないような大きな大きな力が


子ども達の心をかき乱すのだと思います。






社会に起こるあらゆる事象がそうである様に、


家庭内でも、


何か問題が起こった時、弱いところにその負担や

痛み、苦しみが集中することがあります。





子どもが現す不適応は、


「その家族全体の問題を、

子どもが代表して不適応という方法で表現してくれている」


というケースが多いのです。





ですから我々心理士は、

子どもの不適応症状を見る際には必ず、


その子と両親との関係、


その子を育てる両親の夫婦関係、


夫婦を取り巻く嫁姑問題や義理の親族絡みの

問題が無いか、など、



本当に不適応の原因の所在が「その子」なのかを

見るようにしています。






離婚や別居を経験した家庭でお子さんが

不適応状態になり、

カウンセリングに来てくださった母親が


「この子に何が起こっているのでしょう」


と考えてらっしゃる事があります。




子どもの中に何かしらの苦しみや痛みがあって、

それが原因で不適応になっている、


そう考えられている方が多い印象です。




そしてそれは、間違いではありません。

正解です。



ただし、それだけではない、と私は考えます。





モラハラ夫が存在していた家庭で育った

お子さんは、


母親が痛みや苦しみを抱えて生活している場面を

目の当たりにしています。





子どもは、自分が苦しいのはもちろんでしょうが、


あなた(ママ)が大好きだから、不適応になるのです。



子どもは、自分の為だけに苦しんでいるわけでは

ありません。



大人が思っている以上に家族を大切に思っていると

思います。





大好きなママが苦しんでいるから、苦しいのです。



大好きなママが悲しんでいるから、悲しいのです。





もしかしたら、あなた(ママ)のどうにもなら無い

辛さを、


代わりに身を呈して表現してくれているのかも

しれません。






それ位、


「母と子の目には見えない繋がり」


を感じる機会が多いのです。




実際にお子さんの不適応ケースでは、


お子さんへのアプローチよりも、

母親へのカウンセリングをした方がお子さんが回復した、

という場合も多いのです。




もちろんお子さんへの直接の働きかけもしますが、


お子さんの両親の関係を整えた方が、

お子さんの回復が早かった、というケースもあるのです。



母親に笑顔が戻ったら子どもも笑うようになった、


こういったケースを、実務を通じ日々見させて

頂いています。







家庭は、親は、


子どもの安心、平穏の基盤。



この事を、強く思います。








今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。






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