- 山本 俊成
- 株式会社ファイナンシャル・マネジメント
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:保険設計・保険見直し
ただ、
「火事なんてほとんどないよ」
「防火用の機器を取り付けているから大丈夫」
「火事にならないように用心するから大丈夫」
といった理由で火災保険にあまり前向きでない方もいらっしゃいます。
ここでご注意いただきたいのは、火事が起こる理由はご自身が原因のものだけとは限らないことです。
下記に3つほど例をあげます。
(1)隣近所からのもらい火
日本には「失火法」という法律があり「失火により火災を起こし、近隣を類焼し多くの損害を出したとしても、その損害を賠償(弁償)しなくても良い」とされています。
つまり火災による損害の備えについては、各々個人が火災保険で対策しておく必要があります。
(2)天災・自然災害
台風や風水害、地震などのリスクです。発生する確率は高くはなくても、実際に発生したときの被害金額は大きく、保険でなくてはカバーしきれない場合が多いです。
(3)放火
放火による火災件数は50年前に比べて11倍に増加しております。平成12年から平成16年の5年間でみても出火原因の第1位です。ちなみに2位はコンロ、3位はタバコです。
火災などでマイホームを失い、ローンだけが残ってしまうケースもあります。
火災保険でこうした住まいや家財のリスクに備えて下さい。
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