- 袴田 剛史
- 株式会社スクロール360 ECコンサルタント
- 静岡県
- Webプロデューサー
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
バナー広告の効果を上げるための続きをお話します。
ここでは、イメージしやすいように便宜上「バナー広告」を対象としていますが、
決してそれだけではなく、テレビCMであったり、雑誌で掲載されたことをきっかけに
ネットに入ってきた動線では、ほぼ同じことが言えますので、
「バナー広告」をそれらの媒体に置き換えて応用できると思われます。
前回までのおさらいをしますと―
①バナー広告をクリックした人が
②ランディングページに来て
③そのまま買うのではなく検索エンジンで調べる
④そこで情報を探す
⑤その中にはクチコミを探す動きもある
⑥どんな会社なのかオンラインショップもチェックする
⑦そして納得したら買う
といった動線をお話してきました。
この動線を考慮したケースとそうではないケースにおいて、
どれくらいの差が出ると思われますか?
過去の例から見てみると、
2倍から3倍程度の差ができます。
もちろん、上記の③~⑦を考慮したケースが
2倍から3倍、注文に至るコンバージョンが高いという結果になります。
これは、1回のバナー広告当たりですから、
2回、3回実施すれば、さらに差が広がります。
また、最初にも触れましたように、
バナー広告だけではなく、テレビCM、雑誌掲載においても
効果があります。
もうお気づきだと思いますが、このような発想の原点となっているのは、
「お客様の動き」です。
広告を見た人は、どのように動くか、ということ。
「な~んだ、そんなの少し考えればわかることだ」と思いましたか?
そうなんです、少し考えればわかることなのです。
少し話が広がってしまいますが、
この「お客様の動き」をお客様の気持ちになって考えてみると、
答えがみつかることが、今まで幾つかありました。
ここ数回に渡ってお話してきたバナー広告とリスティング広告の関係も
そのひとつだと思っています。
みなさんもどうするべきか困った時には、
そんな視点で考えてみると答えが見つかるかもしれませんよ。
株式会社スクロール360
袴田 剛史 takeshi-hakamata@scroll.co.jp
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