- 袴田 剛史
- 株式会社スクロール360 ECコンサルタント
- 静岡県
- Webプロデューサー
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
リスティング広告を意識した上で、
検索エンジンでの検索ワードを分類してみると、図のようになると考えています。
そのひとつ、第1ワードと称しているのが、
「検索する対象物が明確なワード」。
ECであれば、これは
商品名やブランド名になるワード
です。
続いて、この第1ワードと意味合いは近いのですが、
その対象物を連想したワード
が第2ワード群。
別の定義をすると―
みなさんもこのような経験はありませんか?
ある映画俳優やスポーツ選手の名前が思い出せなくて、
検索エンジンに頼ることが。
「ほらほら、あの映画に出ていたあの人、何ていう名前だっけ?」
「日本代表のよく走る人、誰だっけ?」
と、こんなふうに。
例を出してみると―
検索ワード「パイレーツ・オブ・カリビアン 俳優」
対象物「ジョニーデップ」
検索ワード「サッカー 日本代表 インテル」
対象物「長友佑都」
と、こんな感じですね。
これをリスティング広告として考慮するならば、
「パイレーツ・オブ・カリビアン 俳優」
「サッカー 日本代表 インテル」
これがリスティング対象とする第2ワードになります。
一方で、第3ワードは、検索の意図が上記のふたつと大きく異なっていて、
対象物を知らずに検索している状態
にあります。
言い換えますと
第1、第2ワード→検索者が対象物にたどり着こうという意思がある
第3ワード→その意思がなかった人に、企業側が対象物へ導こうとしている
ということです。
このように、検索者が対象物を探しているのか、そうではないのかによって、
リスティング広告への対応方法が違うということを、ここでお伝えしたかったのです。
それを意識して、検索ワードを分類し、リスティング広告を行なったり、
分析することで、効果が出ます。
次回は、そのようなことに触れてお話いたします。
株式会社スクロール360
袴田 剛史 takeshi-hakamata@scroll.co.jp
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