畳からフローリング - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月16日更新

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畳からフローリング

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406
タイトルは「#406」。

これは、マンションの一室です。
納谷事務所では、マンションのリノベーションプロジェクト名を部屋番号にしています。
つまり、「#406」は406号室という意味です。

「#406」は、築31年のマンションの一室を若い世代に向けて賃貸住宅として貸すために計画されました。当時の間取りは、畳の部屋が3室。
しかも南側にありましたから、北側のキッチンは暗く、狭い使い方になっていました。

我々は、最初に子割の畳の部屋を一つの大きな空間にまとめ、フローリングを貼りめぐらしました。

そして、部屋半分をパブリック性の強いLDKとして、残りの半分をプライバシーの強い寝室や浴室周りのスペースとしました。

プランの中央にあるのが玄関です。

ここでは、改装前の既存の平面と改装後の新しい平面を用意しました。畳からフローリング、時代の変容を感じます。

住宅は、その時代の生活様式や習慣を反映しますから、20年、30年経過すると単なる老朽化というよりも、現代の生活に合わせた住宅が求められます。

リフォームは既存の計画をそのまま維持しますが、それより一歩も二歩も踏み込んで、生活自体のあり方を変えるための計画をリノベーションと呼んでいます。

畳からフローリングというのはあくまでも象徴的な意味で使っているだけですから、畳からフローリングに変えたからリノベーションなのではないのです。誤解のないように。

補足ですが、今のところプロジェクト名(部屋番号)が重なったことはありません。

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