【最強ビジネスモデル】結果論とノウハウを混同しないこと。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最強ビジネスモデル】結果論とノウハウを混同しないこと。

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 【最強ビジネスモデル】  2012.06.06 No.0390
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世の中には多くノウハウが出回っているが
それが「結果論」であることも多い。

たとえば、

「あきらめないこと。
 あきらめなければ道は拓ける。」

という事はあまりによく聞くと思う。

しかし、
本当にあきらめずに成功した人は、

「あきらめないぞ!
 今度は失敗したけど、よしまたチャレンジだ」

という事に、その時、その時点で
フォーカスしていないと思う。

私自身が、
あまりに多くの失敗の末、
最後に成功をした、
という過去のいくつかの実例を振り返ってみると。

結果的に
「あきらめないで成功するまでやったから」
ということになる。

しかし、
その時は、
そんなことに少しもフォーカスしていない。

敢えて表現するなら
「夢中になっていた」ということ。

目的に向かって夢中になっていたから
失敗とかあきらめるということに
フォーカスしていない。

だったら、次はこうしよう。
だったら、他にどうしたらいい?

その繰り返しの結果、成功している。

そして、
ノウハウとして出回るのは、
「あきらめずに成功するまでやる」
という表現になる。

とても多くのノウハウが、
このように「結果からみると確かにそうだ」
という事が多い。

だから間違ってはいないが
どうもフォーカスが違うような
結果と手段が入れ替わっているような
そう思えるものが多いと感じる。

ノウハウは
実際に動いて・・・
自分なりの方法を確立している「過程」では
非常に参考になる事が多いが
動く前に取り入れてしまうと
逆に難しい場合もあるのでは?
と、多くの人を見て感じる。

結果論とノウハウを混同しないことが大事。

そして、
そのためには。

自分なりの方法を模索しながら
動きながら考える事。

そして、よく書く事だが、やはり、
俯瞰してみるマクロの視点と
フォーカスするミクロの視点が
不可欠なのだと感じている。

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■今日のまとめ

・ノウハウを活かすには、
 自分なりの方法を模索しながら
 動きながら考える事と、
 俯瞰してみるマクロの視点と
 フォーカスするミクロの視点が不可欠だ。

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