優しい人を選んだつもりが弱い人だった!とならないために。1 - 恋愛の悩み・問題 - 専門家プロファイル

阿妻 靖史
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優しい人を選んだつもりが弱い人だった!とならないために。1

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恋愛セラピストのあづまです。

男性に「優しさ」を求めるのは、いつの時代でも、基本ではあります。

しかしその優しさは、家庭を持ったときには、一家を呑み込もうとする社会や世間の荒波から、家族を守ろうという「強さ」「賢さ」に裏打ちされた、実力の伴った優しさである必要があります。

単に、目の前の人の感情に敏感というレベルの、「顔色伺いが上手」な男性を「優しい」と勘違いしてしまうと、交際が長くなるにつれ、あるいは結婚してから「頼りない彼にがっかり」という結果になりかねません。

このコラムは、女性が自分の行動をどう律するべきか、という視点から書いています。このコラムを彼に見せたからと言って彼が変わってくれるわけでもないので、ご注意下さい。


さて、では、どうしてそういうことになってしまうのでしょうか?

私が思うに、次の3つの要素があります。
(1)隠れ男性恐怖
(2)父親の「強さ」を知らない
(3)社会に対峙する必要性の認識の甘さ

順に行きたいと思います。

(1)隠れ男性恐怖

これは、精神科で「男性恐怖ですね」と言われるほどではないにしても、男性に対する恐怖心を持っている、というパターンです。職場で接する場合は何 とか大丈夫なことも多いですが、恋愛となるとかなり距離が近くなりますので、怒る男性に対して、過剰に怖れを持ってしまい、避けてしまうという反応をして しまうわけです。

家族のために怒ることができる男性、家族のためにここ一番で踏みとどまって闘える男性を選ぶよりも、とにかく怒らない感じがする男性を選んでしまう、というのが、このパターンです。

DV(ドメスティック・バイオレンス)を行ってしまう男性と、怒ることのできる男性の違いですが、それは、強いものには従う、という傾向の強さで分かります。DVは強いものに従い、弱いものをいじめる傾向のある男性が行うものです。

もちろん、社会は多くの人で構成されていますから、無謀な行動に出て、ドンキホーテになってしまうべきではありませんし、闘う場合には、用意周到に、むしろ敵をこちらに巻き込んで味方にするぐらいのしたたかさも時には必要でしょう。

ですから、常に上にたてつく下克上的な男がいい男だ、なんて短絡的なことを言うつもりはありません。しかし、問題は問題としてきちんと認識して、怒 りも表現することができる男性。そしてその怒りに振り回されるのではなく、行動は冷静に、効果的に行うという男性を求める、というのが大事なことでしょ う。

そんな人いないよ?なんて思う女性の方もいらっしゃると思います。若いうちからそこまでできる男性はなかなかいません。彼が正義のために闘っている ときこそプラスのリアクションをしましょう。そうやって育てていくのです。逆に、彼女が恐がりで、彼に対立を避けるように、できるだけ事なかれ主義で振る 舞うように要求し続けたら、彼はきっと、闘えないつまらない男になってしまいます。

闘える男性かどうか、それはもちろん、彼自身の問題ではあります。でも、上に書いたような部分で、女性側の見識も問われる話なのです。


優しい人を選んだつもりが弱い人だった!とならないために。2」に続きます。


「恋愛の悩みに関するコラム:女と男の心のヘルス」

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