造血手段としての企業間バーター取引 - 各種の新規事業・事業拡大 - 専門家プロファイル

野崎 一文
バータージャパン株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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閲覧数順 2017年03月29日更新

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造血手段としての企業間バーター取引

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「お金」は経済の血液である。企業の生産活動や私達の消費生活をはじめあらゆる経済的取引が効率よくスムーズに行われるのは、この「お金」があるおかげである。ところが、その大事なお金が不足してしまったらどうだろう。血液が届かなくなった細胞がやがて壊死してしまうように、お金が十分に行き渡らない中小零細企業もまた停滞をよぎなくされるであろう。

 

中小零細企業から「お金」が消えていく

 

実はいま経済のグローバル化の名の下で起こっているのは、まさにこうした現象である。ここで仮に上場企業の大手ショッピングモールが地方の小都市に進出してきたとしよう。

これは、町にとってどのような意味を持つのだろうか。雇用機会を創出するという点では、確かに地域に貢献しているといえるだろう。だが、その一方で、この会社が地元の取引で得た収益は、地元の取引先と地元の被雇用者への支払いを除いて、すべて本社へと流れていく。まさに「マネーの域外流出」である。

こうして地域内の経済循環は縮小の一途をたどり、「シャッター商店街」が生まれてくるのである。経済の血液として不可欠な「お金」が地域からどんどん消えていっているのだ。

 

こうした「お金」不足の解決策にはふたつある。ひとつは、町外からお金を持ってくるという方法である。だが、そのためには全国レベルで通用するだけの商品力をもつ企業を育成する必要がある。いわば「輸出型」産業の育成だ。このためにはマーケティング力の強化をはじめ多くの取り組みがなされねばならない。

もうひとつは、自己金融システムの整備である。これは、本来ならば地元の金融機関の役目である。地元の金融機関が金融機関だけに認められた特権である信用創造機能によって、地元企業にお金を貸し出し、中小零細企業内の貨幣流通量を増やすのだ。ところが、いまは金融機関がその機能を果たしていない。そこで、いまや金融機関とは別の「造血」手段が必要になっている。その手法のひとつが「企業間バーター取引」である。

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