色彩検定3級　次は問題を解いてみよう-12-

今日はホワイトデーですねぇ。
街中のお店では、ホワイトデー向けのお菓子がたくさん売られていましたが、
お店の装飾もお菓子のラッピングも、バレンタインの時とは何か違いますよね。

バレンタインがピンクっぽい色合いだったのに対し、ホワイトデーはブルーっぽい感じがしません？
お店からしたら、お客さんは男性になるわけだからまぁ、抵抗なく買いやすいブルー系の色なのでしょうね。

ブルーもキレイだし、いいんだけどさ。

でも、なんとなーく｢大好きだよ｣っていうより｢好ましく思っております｣っていうような…
ちょっと冷静になってしまう色で淋しいわね(＞_＜)

では、前回の解答から。

問11：解答

(A)：錯視
(B)：縁辺
(C)：側抑制
(D)：ハーマングリッド
(E)：彩度

色の知覚的効果です。
色の錯視とは、視対象の物理的性質と、見ために感じられる心理的性質が際立ってずれる現象を指します。
トリックアートなんかでおなじみかと思います。
ここは、たくさんの錯視の種類がでてきますので、名前がごっちゃにならないように。
だいたいは、発見した人の名前なんだけど。

用語
23.色陰現象：地色(有彩色)の補色が図色(グレイ)に重なって見える現象。

では、今回の問題です。

問12：次の文章①～⑤は、どの錯視の効果を説明したものか答えなさい。

① 白黒の図形パターンをコマのように回すと、赤・黄・緑・青(または赤・緑・青・菫)の主観色が見える現象。
② 格子模様の、抜けた十字路部分が白背景のときは一層明るく、抜けた十字路部分が黒背景のときは一層暗く見えること。
③ 格子の十字路部分を色線でつなぐと、その色が線からにじみ出るように見える現象。
④ 色と方向という二つの特徴次元の組合せに順応した結果生じる現象。
⑤ 異なる有彩色の明度差が小さい場合、境界線があいまいになり、不明瞭に見える現象。

ライブカレッジの色彩検定対策講座、残席わずかです！
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています♪

ライブカレッジ：http://livecollege.jp/index.php
HP：http://www.ne.jp/asahi/nrk/color-circle/