- 鈴木 将樹
- 英語総合即戦学校
- 英語講師
対象:英語
前回、現地ではまずは他の国の留学生と仲良くして一緒に行動するようにするといい、という話をした。
自分の国の人と自分の国の言葉を話すのは避けて、他の国の留学生と英語を話したいというのは他の国の留学生も同じように思っている人が多いので、多国籍グループというのは作りやすいのだが、時間が経つにつれ、だんだんと自分の国の人と固まりだしてくる人も多い。そうするとこのグループは解体となって、残る手段は、他の国のグループに入っていくか、ひとりで行動するようにするしかない。
僕の場合は、一人で行動するようになって、そのおかげでずいぶんといい経験もさせてもらった。いい経験というのは英語に関してという意味で、特に楽しい経験というわけでもないが。いろいろなトラブルも一人で解決しないといけなかったし、思い立ったらすぐに自分でいろいろと動くようにした。授業の中でわからないことがあれば、クラスメイトの日本人に聞くのではなく、先生の部屋に行ってとことん聞くようにした。
とにかく英語に貪欲になることだろう。例えば英語学校の先生なんかは、授業が終わると自分の部屋にいるが、質問などしに行くと真摯に対応してくれる人が多い。元々、英語を教えるのが好きな人が先生になっているので、質問をしても快く答えてくれる。
僕がほかにやったことといえば、聖書を勉強するグループに参加したりもした。僕はクリスチャンではないのだが、ネイティブの牧師がボランティアでやっているもので、聖書の勉強のほかにもキャンプなどいろいろな企画があり、英語の面ですごくためになった。
トラブルも結局英語の勉強になる。現地にいる間はどんなことであろうと、英語を話す、聞く機会をとにかく貪欲に求めていくことが大事だろう。
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