慰謝料支払い拒否の書面、郵便局のミス(1) - 民事事件 - 専門家プロファイル

田中 圭吾
オフィスライト行政書士田中法務事務所 代表行政書士
東京都
行政書士

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対象:民事家事・生活トラブル

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慰謝料支払い拒否の書面、郵便局のミス(1)

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不倫・浮気・慰謝料 慰謝料請求された側
相談されたのは、1ヶ月前です。


20歳代の女性です。


彼女はここ数ヶ月、会社の同僚の男性と仲良くなって、メールをしたりランチを一緒に食べたりしていました。


それが先日、男性の奥さんに知れて、100万円の慰謝料を請求されたのです。


それで、どうしたらいいのかと当事務所に相談されました。


相談者の女性と同僚の男性は全く交際もしておらず、肉体関係もありません。


よって、彼女が奥さんに慰謝料を支払う義務はありません。


ですから、慰謝料の支払い義務はないので、お支払いすることはできないという書面を私が代書しました。


そして、配達記録で奥さんに送付したのです。


郵便追跡で確認したところ、送付後1週間経っても、持ち戻りの状態で郵便局にあることになっています。


通常、再度配送するのでしばらく待っていました。


ところが、2週間をっても持ち戻りの状態が変わりません。


依頼者が郵便局のコールセンターに電話をしたところ、今までにないことが起こっているが、詳細は差出人でないので言えないとのこと。


それで、差出人である私が電話したところ、単に持ち戻りです、と回答されます。


私が、持ち戻りが2週間以上続くというのはおかしくないですか、と訪ねたところ、当該郵便局から電話をさせるとのことでした。


11時までに電話をしてもらうようお願いしましたが、12時になってもかかってこないので、再度コールセンターに電話したところ、10分後かかってきました。


電話をしてきた郵便局の人は、2週間前に配達した人間が今日は休みでわからないとのこと。