オープンハウスで気付いたこと - 住宅設計・構造全般 - 専門家プロファイル

吉田 武志
有限会社 ヨシダクラフト 代表取締役社長
栃木県
建築家

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対象:住宅設計・構造

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オープンハウスで気付いたこと

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オープンハウスの為、まる2日間、

 

自分の造った家の中にいると

 

いろんなことに気が付く。

 

まずは、玄関を入ってすぐの出隅壁。

 

クロスを廻しただけの仕上げだったが、

 

皆さん、ここに手を付いて框(かまち)を昇り降りする。

 

将来、クロスが真っ黒になってしまうだろうということで

 

コーナーに木を打ち付けた。寸法は45×45。

 

これ以上大きくてもおかしいし、小さいと意味が無い。

 

これで、壁の一部が手垢で黒くなるのを防げる。

 

 

 

 

もう1つは、家の断熱性の高さを実感できたこと。

 

2階の蓄熱式暖房機は、日曜日の16時に

 

8割ほどの蓄熱量で電源を切った。

 

昨日火曜日の夕方、まる2日ぶりに室内に入ったが、

 

玄関を入ると1階部分もぼんやりと暖かい。

 

暖房を切り忘れてしまったかと、2階へ上がると

 

電源は切れている。

 

このように断熱、気密性能は上げた分だけ、実感できるから

 

施工者にとっては分かりやすく、取り組みたくなる部分。

 

だから、

 

長く現場にいる設計施工者(工務店)は断熱気密性能をできるだけ

 

上げたくなる。

 

専業の建築設計事務所は、自分の創るデザイン、

 

空間の魅力で勝負できると思っているから

 

そうでない場合が多い。

 

建築雑誌には、

 

巨大な開口部でかつ断熱性の低い家が並ぶ。

 

特に市井の設計者の場合は、

 

断熱気密、開口部にお金が掛かってしまうと

 

自分の造りたい家が造れなくなってしまうから。

 

でも施主は、自分が住む家が

 

寒かったら、魅力的だと思うのだろうか?

 

SG-houseは今週木曜日引渡し。

 

 

 

 

M-houseは3月引渡し予定で追い込み時期。

 

M-houseはオープンな見学会は行いませんが

 

見学希望の方はご連絡ください。こちら。 

2月末もしくは3月初めに見学できると思います。

 

初めの写真は、すがたかたちさんのランプを吊った室内。

 

すがたかたちの高橋さんは朝日新聞栃木版でコラムを担当しています。 

 

 

 

 

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