太陽光発電はつけないと損か!? - エコ・省エネ住宅 - 専門家プロファイル

小川 哲史
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閲覧数順 2016年12月07日更新

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太陽光発電はつけないと損か!?

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太陽光発電システムで発電した電力の、余った分を買い取る価格が大幅にアップしました。

昨年は1kwあたり48円、平成24年3月までに工事をすれば42円で、関電さんが買い取ってくれます。払っている電気代の倍以上の価格で買い取ってくれますので、ものすごいお得感がありますね。関電さんにとっては、売っている値段の倍の価格で買い取るのですから、めっちゃ損をするわけですが、その損を補てんするために、すべての方の電気料金に、負担分の上乗せがついているのです。電気料金の明細書をよーくみると、「太陽光発電促進付加金」というのがしっかり計上されているはずです。

考えようによっては、見ず知らずの人の太陽光発電システムの設置費用を分担していることになるので、なんだか損したような気分にもなり、「つけなきゃ損やん」ということになります。


では、実際に今太陽光発電システムを導入すると、元は取れるのでしょうか?

写真のお宅は今年1月に引っ越しされたK様宅です。太陽光発電の出力は3.26kw、設置に要した費用は補助金を差し引いて約160万円でした。延べ床面積約35坪のオール電化のお住まいで、24時間全館冷暖房をしておられますので、年間15万程度の電気代がかかると思われますが、実際に支払われた電気代は、今のところ差し引きゼロだそうです。4月以降点検に伺った11月まではずっと電気代がマイナスだったみたいで、買い取り価格48円の恩恵を十分に受けておられる様子でした。この分で行くと、10年で元が取れそうな感じです。

今年度は、前述のとおり、買い取り価格が少し下がり、補助金の額も下がりましたが、設置費用も若干下がったので、お得感で考えると、去年と同じくらいかもしれません。

では、つけないと損かというと、そこは慎重に考える必要があります。

写真のお宅は、太陽光設置を前提に、南向きに片流れの屋根をかけたデザインにしましたので、これ以上ない好条件での設置ができました。敷地の条件によっては、東向きや西向きの設置となることもあり、発電効率が下がることが考えられます。また、太陽光パネル自体は長寿命だといわれていますが、配線機器などのメンテナンスに10年ごとに10万円余りの費用が掛かるとも言われています。


2年前までは、「損得で考えると損、地球環境のためにつける」といっていましたが、今は「損はしない」といえるレベルになったのではないでしょうか。

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