プロフェッショナル営業術セミナー

昨夜は、ダイヤモンド社とブレインマークス社が共催するシリーズセミナー

「プロフェッショナル営業術LIVE」の第1回目に参加してきました。

ソフトブレーン社を創業し、コンサルタントや経済評論家としてご活躍の

宋文洲氏を講師に招き、

時代を勝ち抜くための営業とは！？

「根性と努力」に頼らない売れる営業組織のつくり方

と題して開催されました。

宋氏の講演は、非常に説得力があり、非常に考えさせられました。

ただ、あまりにも毒舌なので、拒絶反応を起こす方もいるでしょうが…

宋氏の言いたいことを端的に表現すれば、「問題提起」。

誰が、いつ、どんなニーズを持っているのか？

その問題意識を持っている方は誰なのか？

問題意識を持っている方に出会うことがマーケティングだ、

ということに尽きるのかもしれません。

また、仕事を標準化することの重要性についても、力説されていました。

社員のレベルに合わせて仕事をセットすれば、その社員でもできる

仕事があり、その結果、仕事を与える社長の時間が創出できること、

中小企業にとっては、唯一の人材が社長であり、社長がやるべきことに

特化できる時間を作り出すことが大切であること、

そのためには、行動をセグメンテーションし、その行動をランキング化

すると、行動の優先順位が明確になるから、その優先順位に応じて

スケジューリングすること、

しかし、誰もやっていないこと、誰も気づいていないことを自分の特徴に

する作業は、標準化することも教育化することもできないこと、

といった点には、自分ができていないだけに、耳が痛いところです。

また、宋氏とブレインマークス社の安東社長とのクロスセッションは、

宋氏の講演内容を理解する上では、非常に有意義でした。

クロスセッションや質疑の中で理解できた点も多く、

頭がホットな状態のうちに頭を整理し復習しているような感覚でしょうか。

昨夜は、考えさせられた点も多いけれども、実に面白かったですね。