- 清水 健太郎
- ライフクリエイション 代表
- 埼玉県
- キャリアカウンセラー
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
志望動機の添削をしていてよく感じることがあります。
「ああ、これは企業の理念や事業内容をあらためて説明しているだけだな」というものです。例えばこんな内容です。
「貴社は総合自動車ディーラーとして様々な自動車を販売しています。また貴社の社是である○○というところに魅力を感じ志望しました。」
これを読んだ人事担当者はどう思うでしょう?「言われなくてもわかってるよ、それで?」
企業のHPや会社案内の言葉を拾って並べてみたところで採用側の気持ちを動かすのは難しいですね。例えば社是や企業理念に触れるのだったら、それが自分にとってどう感じるもので、なぜ大切で、どう共感するのかを伝えなければなりません。
ズバリ!志望動機に書くべきポイントは3つです。
(1) なぜその会社を選ぶのか?
(2) なぜその仕事がしたいのか?
(3) 自分ならその仕事がどう出来そうか?
そしてそれを書く上で皆さんに是非注目していただきたいサイトのページは「事業内容」「先輩社員の仕事紹介」です。
「事業内容」を見ることで、その会社が「誰に」「何を」「どのように」している会社で他者と比べるとどういう特徴があるのかを考えれば「なぜその会社を選ぶのか」自分なりの答えが見えてきます。扱っている、商品、サービスを細かく見てゆきましょう。
次に「なぜその仕事がしたいのか」「自分ならどう出来そうか」というところですが、注目すべきは「仕事の実務」というポイントです。つまり入社したら毎日することになる日常業務のことです。そこでヒントになるのが「先輩社員の仕事紹介」というページです。これを流し読みするのではなく、その仕事の「何が大変?」「何がやりがい?」「先輩はどう乗り越えたの?」そして「自分ならどうする?」「どんなことに気をつける?」ということを考えながら読んで見てください。HPや資料に書いてあることを拾うだけではなく、必ず「自分」を主語にして考え伝えることが大切だと私は思います。
そうすれば、自分だったらこんなことが、この仕事をする上でのやりがいになりそうだな、自分ならばバイトや部活の経験をこんな風に活かしてできるかな?と考えられませんか?
内定を勝ち取るために大切な志望動機、是非じっくり時間をかけて取り組んでください。
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