- 新谷 義雄
- 行政書士しんたに法務事務所 行政書士 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 京都府
- 行政書士
対象:保険設計・保険見直し
Q
30歳女性、夫は31歳、子供なし。
加入している保険は、
O生命 女性特有医療保険 日額5,000円 終身払 年払22,600円
T生命 終身 死亡時900万円 45歳払込 年払235,000円
夫
O生命 医療保険 日額5,000円 終身払 年払19,900円
O生命 がん保険 日額10,000円 終身払 年払28,000円
T生命 終身 死亡時1000万円 60歳払込 年払191,000円
〔実際に加入している保険情報+家族属性は一般的な内容に変更しています〕
以上のような保険で見直しポイントはありますか?よろしくお願いします。
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A
まず、第一に「保険の加入目的」を具体的にする。薦められたから…等はNG。自分や家族の為に最適な保険選びなので、ブレない加入目的が必要。
不要な場合は入らないと言う選択肢でも可。
加入目的として
■1 病気入院時の金銭負担を保険でカバーしたい。
■2 子供が大きくなるまでは保障が必要。
■3 万が一の際に周りに迷惑がかからないお葬式代ぐらい。
などなど。明確な目的があれば保険商品の多くはふるい落とされます。
1
チェックするのは「医療保険」「ガン保険」
会社員は日額5千円~1万円。ガンに備える場合は2万円程度。
2
チェックするのは「生命保険」
子供の高校独立までの生活費+遺族の平均年齢までの生活費を把握。公的年金の受給額をチェック。子供がなく、配偶者に収入が見込めるDINKSのうちはなくても良い。
3
チェックするのは「終身保険」
いわゆる「死後整理資金」お葬式代のみ、遺族の当面の生活費を含める、など考え方によって必要額も変わる。既に先祖のお墓がある場合は葬式費用+永代供養等で100万円から。
ざっくり把握できれば結構です。
よく「普通預金よりも利率が良いから」と貯蓄代わりに保険を利用する方もいますね。
普通預金の最低利率を引き合いに出せば、相対的にほとんどの金融商品はお得に見えますので、実はたいしたメリットもありません。
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