日本の公共空間は明るすぎるのかも知れない - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

廣部 剛司
代表取締役
建築家

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対象:住宅設計・構造

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日本の公共空間は明るすぎるのかも知れない

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日常のこと

 

 

日曜日、用賀を歩いていて思ったこと。

節電の影響で照明を落とした世田谷ビジネススクエアでふと思い出したことがあります。

何処かでこんな雰囲気の場所を歩いた、と。

照度と人が行き交う音からデジャブのように
記憶の扉が開いた感じです。

それはヨーロッパの公共空間が持つ雰囲気。

そういえばこのぐらいの明るさだった。

こんな空気の中、
ひたすら荷物を引きずって旅をしていた時があった。

写真はポルトガル、ポルトのSao Bento駅です。

アルヴァロ・シザの設計。

抑えられた照度。
日本の公共空間は明るすぎるのかも知れない。

と改めて思った瞬間でした。

 

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