お金を『受け渡す』という考え方 - 保険選び - 専門家プロファイル

高津 嘉邦
代表取締役
兵庫県
保険アドバイザー

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閲覧数順 2016年12月06日更新

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お金を『受け渡す』という考え方

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「収入は増えているのにお金が貯まらないんだ。どうしてだろう?」


お客さまとお話をしていて1番多い相談です。収入が増えればその分貯金に回していくことができるか、というと、人の感情とはそんなに単純なものではありません。

ぎりぎりの生活費で生活していた時期は皆、多少古くなった生活用品についても、まだ使えるだろうとたくさんの我慢をします。むしろ、本当に必要かどうか検討し必要がなければ購入すらしないでしょう。しかし、収入が増えてくれば、少しずつ財布の紐も緩んでいきます。以前から欲しかった家電製品を買い換える、または新規で購入したりします。

日本は世界でも有数の消費大国であり、買い換えのサイクルが非常に早いのです。私たち日本人の身の回りにはお金をかける誘惑が多く、いろいろな誘惑を振り切って貯金に回すことは、なかなか難しいものなのです。

一方で、お金を増やす、つまり資産を運用する、という概念も最近では一般的になってきています。しかし、ご存じのように、資産を運用するということは、常に資産が増えるというわけではなく、時には資産が減る、資産がなくなる、というリスクも伴っています。なけなしのお金を資産運用につぎ込み、「増えた」、「減った」と一喜一憂する人も珍しくなくなってきました。
このように、日本人はどうも、お金とうまく付き合っていくことができなくなってきているように思えてなりません。

さまざまなお金についての相談を受けてきた経験を踏まえると、私はまず何より、「長期的に考える」ということを意識することが大切だと考えています。

それは、2~3年という単位でお金を「動かす」ということではありません。数十年という単位でこつこつと、将来のためにお金を「積み立てていく」ということです。

単純にお金を使うことを「我慢する」ということではありません。現在使う必要のないお金を、自分の人生における長期的な豊かさを実現するために「受け渡す」ということです。

こうした考え方を、「資産形成」といいます。

資産形成で大切なことは30年後も40年後も、少なくとも今と同じ水準の生活が維持できることを考えることです。

そのためには、こつこつと長期に亘ってお金を受け渡していかなければなりません。
決して未来に向けて「増やす」という感覚ではなく、これからのあなたの未来において、「起きてほしい場面」や、「起きてほしくないが、未然に対応しておきたい場面」に対して、最適な形で「受け渡す」という感覚で向き合うことが大切なのです。
世間ではあまり知られていませんが、保険商品の中にも、しっかりと安定的にお金を形成していくことができる、という機能のついたものがあります。簡単にいうとそれは、資産形成をしながら、「起きてほしくないが、未然に対応しておきたい場面」に対する保証もついている、という商品です。

私は本来、こうした保険がもっと認知されるべきであると思っているし、そうした保険があることを、お客さまの将来と向き合うときに伝えていくことが使命であると感じています。

自身の将来に対して、今の余剰資金を「受け渡す」ことを考えた「資産形成」を行うことは、皆さんが長期的に豊かな人生を送る上で、非常に有効であるといえるでしょう。

※「美楽」(2010年8月号)に執筆したもの

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