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道路隔てた場所には文化財指定の和風旅館。建物は海辺の光と青い空に突き刺さるシャープな屋根で地域性を表現しましたが、場所性の気配＝つながり は、この門塀で表現しました。
外部との境界になる門塀に別荘地であった周辺を取り込むべきスリットを設け、そこから中の水音＆水の流れを感じ取れるようにしました。
井戸から引いた水が水盤（若い陶芸作家に依頼した「波」という水盤）をつたわり、和風庭園のつくばいのように。。
水の流れを目で楽しみ、水の音を耳で感じる
リビングで静かな水音と小鳥のさえずりを感じるとき、外を行き交う人はスリットから水の流れを目で感じる。
そんな五感で感じ合う周辺との和
この場所に身を置く者のみが感じ合う。。
海に向かう若者もふと足を止めて、この家を見上げて行く。ただ単に外観に目を向けるのでなく、そんな気配を感じていてくれているのかもしれない。そうだといいのですが。。。
それは、創った私のエゴかしら？
気配を感じる窓 シリーズコラム
8月21日 気配を感じる窓 １お帰りなさい窓
8月22日 気配を感じる窓 ２窓は心の灯（ともしび）
8月24日 気配を感じる窓 ３風景にとける窓：
8月25日 気配を感じる窓 4風景にとける窓
＊このコラムは8/25記載しましたが、サーバー不備により8/27再度記載致しました。
有限会社AAプランニング
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