私たち保険代理店の役割(すっごくマジメな話です) - 保険の見直し - 専門家プロファイル

伊田 洋
有限会社 伊田保険事務所 代表取締役
埼玉県
ファイナンシャルプランナー

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対象:保険設計・保険見直し

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私たち保険代理店の役割(すっごくマジメな話です)

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正月早々に、あしなが育英会(http://www.ashinaga.org/)から、新年のあいさつとして新聞が届きました。

毎年のことですが、親を亡くして大変な中、夢を持ち、そこに向かって頑張って進んでいる子供たちの姿に、逆にこちらが励まされます。

考えてみれば、どれだけ自分が恵まれていることか・・。
なくさないと分からない有難みもあるでしょうが、自分の子供には、できればそんな思いはさせたくありません。

だからこそ、自分はしっかりとした保険に入っています。
保険代理店だから、当たり前といえば当たり前かも知れませんが・・・。

余談かも知れませんが、あしなが育英会の子たちの親御さんも、
「もともとは保険に入っていたけれど、ガン治療費のためにやむなく生命保険を解約したので死亡保険金がほとんどなかった」
というケースも多くあるようです。

実は、最近の風潮で心配していることがあります。

「保険料を節約しましょう」とCMも言う。
多くのファイナンシャルプランナーも声高に言う。


結構なことですよね、節約。いいことです。

ただそのあまり、安易に「保障を減らしてしまう」だけの見直しをしてしまう人もあります。

これ、本当に恐ろしいです。

たとえば・・・

「ご主人が亡くなっても、遺族年金が出るだから、○○共済だけで十分ですよ」などと、放言する人もあるので、困ったものです。

「あなたが、遺された奥さんの立場だったら、
本当に、本当ーーーに、遺族年金+1,000万円程度で大丈夫といえますか?」


と問いただしてみたい気持ちになります。

別に○○共済自体がいいか悪いかということではないんです。

「それで十分だよ」と決め付けてしまうことが大問題だなーと感じている今日この頃です。

 

わたしたち、地元に住む保険代理店が、どんなアドバイスをするのか。

それが大きく人生を左右するかも知れないということをよく自覚したいと思います。

 

以下は参考のデータです。


・・・・・以下「あしなが育英会のホームページ(http://www.ashinaga.org/)より引用・・・・・

遺児のお母さんが働いて得る年収は、平均して149万円足らずです。
奨学金を借りている奨学生数は6千人を越え、1999年の1.6倍になりました。

大学や短大への進学率は41%で、全国平均より13ポイント低く、
高校卒業後の就職希望者の半数は「生活苦」のため進学を断念しています。

2010年度から「公立高校の授業料無償化」が実施されましたが、
6割の高校奨学生が、すでに授業料減免制度を受けています。
(以上のすべては2010年あしなが育英会調査)

公立高校でも授業料以外の学費は年間40万円、私立の場合は80万円が必要で、奨学金のニーズは高いままです。
(2006年文部科学省調査)


・・・・・以上 引用終わり・・・・・

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