身近にある手本
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こんばんは。パーソナルコーチのたか♪です。
雨が降っています。
午前中はとてもいいお天気だったのでお布団が干せました。 フカフカの布団は、我が家の猫が一番喜んでくれるので干せてよかったな、と思います。
私の愛読書に、猫の生き方から学ぶ内容のものが一冊あります。
「大事なことは、みーんな猫に教わった」です。
そして、つい最近本屋で見つけて来たばかりの「猫語の教科書」という本もとても面白く、今読んでいる最中です。
よく、犬好きと猫好きのタイプ分けなんてしますよね。「あなたはイヌ派?それとも猫派?」なんて。
私は昔、犬を飼っていたころは断然犬派だったんですけど、 猫を飼い始めてからは猫派になってしまいました。
そして、本からだけではなくて、実際の猫からもたくさんのことを教えてもらっているな、と感じます。
人に甘えることの大切さ、
人に振り回されないことの大切さ。
自分の基準を大切に、慰めを必要としている家族がいることを決して見逃さないこと・・
ほんとに、ほんとにたくさんのことを教えてもらっていますが、 最近はまた新たに、「諦めないこと」をその生き方から教えてもらいました。
「諦めず、何度でも復活すること」。
実は、今月に入ってからの約二週間は、わが愛猫シロは瀕死の状態だったんですよ。
食事をほとんど取れず、便をうまく出せず、後ろ脚の筋肉が極端になくなってしまい、 歩くことはおろか立ち上がることさえできなくなってしまいました。
約3年前、乳腺がんの手術を終えた時に「たぶん後 半年の命でしょう」と宣告された後、猫エイズにも感染していることが分かった子です。
この3年の間には一度ならず「もう死んでしまうのではないか」と思うほど病状が悪化したことがありましたから、
「とうとう、今度こそ・・か」と覚悟しました。
ところが、それもつい、三、四日前までだったんですよ。
本当にひどかった間は、かかりつけ医に毎日かよって点滴などの処置をしてもらったりしていましたが、
今はそれも必要なくなりました。
少しずつですが食事ができ、とても柔らかいけれど便がだせ、ひとりで歩けるようにもなりました。
行動範囲も若干広がり、昨日からは2階までひとりで階段を登れるまでになったんです。
声を張って泣き声をあげられ、毛の艶もよくなってきています。 驚くほどの回復力です。
以前も、お医者さんから「今、この状態で生きていることが不思議なくらいなんですよ」と説明されたことがありました。
その時も医療の力を借りながら、シロは回復してくれました。
「もうここまでか・・・」と諦めるのは、人間様ばかりです。
この子は、生きること、元気になることを決してあきらめていないんだなぁと気づかされます。
前回危なかった時なんて、自分の方がふらふらなのに、家族それぞれが返ってくる時間 には雨の日も風の日も玄関の前で待っていようとしていたくらいだったんですよ。
「私は私の役目を果たしたいのよ!家族それぞれを私の愛でまもるんだから!」
という決意が感じられるような姿でした。
具合が悪ければ悪いほど我儘を言わず、泣き言を言わず、もたれかからずに生きようとするその姿勢は、
人間、動物の壁を越えて尊敬せずにいられません。
私は、こんなに素晴らしい手本が身近にいることに感謝せずにいられないのです。
あなたは いかがですか?
見過ごしてたるだけで、実は素晴らしい手本が身近にあることに気付いたという経験はありませんか?
それに気づけた私たちは、とても幸せですよね。
お聞きくださってありがとうございました。 また、お訪ねくださいね。
<音声ブログより http://personal.coach-taka.com/?day=20101222>
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