「売上を伸ばし続ける店長」がしているPDCAのまわし方:その54 - コラム - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター
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「売上を伸ばし続ける店長」がしているPDCAのまわし方:その54

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第6章 ACTION:一貫性のあるビジョンを持って次のサイクルに繋げよう・・・・スムーズに2サイクル目に繋げよう
③スタッフと反省会をしよう~改善ポイントの攻略方法をみんなで検討しよう


「では、今月の店舗ミーティングを行います。今日のテーマは、『この店をもっと良くするには』です。私たちは、PDCAを廻し始めて6ヶ月がたちました。みんなのお陰で、売上げの目標は見事に達成する事が出来ました。でも、既にみんなも感じているように、私たちの目指すステージはまだまだこんなもんじゃあないはずです。だから、今日は、来月から、何にどの様に取り組んで行くのか、について話し合いたいと思います。宜しくお願い致します。」

N店長は、PDCA最終月である今月の店舗ミーティングを、このような言葉でスタートさせました。

「では、司会はいつものように、私がやりますね。」と、スタッフリーダーのBさんが、仕切り始めました。

N店長の店では、店舗ミーティングの司会をスタッフリーダーが仕切っています。半年前は、店長が2時間ほぼ一方的に話していただけだったのですが、従業員満足度調査や360度評価の結果を見て、N店長は大いに反省し、ミーティングを効果的に行う為に、スタッフリーダーに司会を依頼したのでした。

ミーティングは、スタッフリーダーのBさんの仕切りで、店長が出したテーマ「この店をもっと良くするには」に基づいて行われました。もっとも、テーマこそ「店を良くする」ですが、要は、この半年間進めてきた「PDCA」について、各スタッフがどう捉え、どう感じ、何をつかみ取ったのか?そして、次の半年に向かって、なにをしていこうと思っているのかについて、熱く話し合われました。つまり「反省会」なのです。

PDCAの2周目に向かう前にスタッフがより意欲を高めるように工夫をしよう

元々スタッフは、店長が戦術の一環として作成した、スタッフひとりひとりの「行動計画書」を忠実に実行してきました。店長から与えられた個人目標に取り組んできたのです。
しかし、それを半年も続ければ、スタッフは自分の成長課題を自分で感じ始めてきます。さらに、店長からの日々のフィードバックにより、もっと成長したいと考えるようになっているのです。スタッフは誰でも「成長意欲」があります。それは、店長によるコーチングによって引き出されるものなのです。

スタッフが自分の課題を自分で感じるようになると、今度は「与えられた目標」では、意欲を高めることが難しくなります。なので、2周目に入るときは、「克服する課題」と「身に付けたい技量」について、スタッフ自ら目標設定するようにして行くことが重要です。
その為の「火付け作業」が、「店舗ミーティングでの反省会」なのです。
反省会は、このようなプロセスで進めます。

1)スタッフリーダーがまず、自分の成長課題を話し、次の目標を宣言する
2)スタッフの2番手が、リーダーと同様に課題と目標を宣言する
3)スタッフの3番手が、リーダーと同様に課題と目標を宣言する・・・これを全員続ける
4)全員が言い終わったら、ひとりひとりの課題についてアドバイスをしあう

つまり、最上位ランクのスタッフから順に、前向きに課題と目標を話すことで、全員が成長課題を認識し、次の成長目標を宣言できるようになるのです。もちろん、スタッフの中には、ややで遅れている人や、抵抗感を持っているスタッフもいます。彼らは、まだ充分に認められた気持ちがなく自信が無いのです。でも、本当は、他のスタッフ負けたくないのです。このようなスタッフは、仲間からのアドバイスを素直に受け入れません。ミーティングでは、店長やスタッフリーダーが、そう言うスタッフに自信を付けさせて「素直」にさせる工夫が必要なのです。

それには、「ほめるミーティング」がおすすめです。
この「ほめるミーティング」は、参加者全員が、全員からほめられるので、自身が芽生えるキッカケになります。是非試してみて下さい。※「ほめるミーティング」については、こちらのブログ を参考にして下さい。

さて、自らが成長のための課題と目標を宣言できるようになると、それをクリアーするためのアドバイスを受け入れやすくなります。そして、スタッフがお互いに「ほめあい」「アドバイスをしあう理想的なチームが出来上がります。このようなミーティングは、ACTIN段階まで待たなくても、DOの途中で到達することもあります。そう言う場合は、毎日が前向きな反省会になるので店長の方が付いていくのが大変になりますけどね。

ではまた明日。

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