- 江藤 繁
- 有限会社エストア 代表取締役社長
- エクステリアコーディネーター
対象:造園・ガーデニング
ガーデンアーチの需要は、当然バラ愛好家と言って良いだろう。
ガーデンアーチに対してのお問合せでは“バラ”というキーワードが出てこない方が不思議なくらいに、みなさんアーチにバラを這わせてバラのトンネルを夢見ている様です。
また、需要の時期もはっきりとしており、12月頃から注文が入りはじめ、6月頃までの半年間がガーデンアーチの注文時期となっています。
これはバラの苗の育ち具合やバラ以外の植物をアーチに這わせる作業が6月頃までが作業の限界の様です。
本格的にバラをアーチに這わせるには地域やその年の気候に左右される様ですが、年末から準備をして3月~4月頃にはアーチにバラを這わせ始めるのが一般的の様です。
今年(2010年)は比較的バラの育ちが良く、ガーデンアーチの納品を急がれる方が多かった様に記憶しております。
その後4~5月まで地域差や気候の違い、また別の使用方法、既に来年を見据えてなど、いろいろな理由があるかと思いますが、概ね6月一杯でアーチの注文が一段落するのが例年の傾向です。
企業向けは一般とは違い、秋口から問合せが増えはじめ、クリスマスなどのイベントでガーデンアーチを物色したり、結婚式場で来年のバラのシーズンに合わせ特注依頼が増えてきます。
材質が異形棒鋼のガーデンアーチですとお客様のニーズ合わせたガーデンアーチを製作することが出来ます。また、ロートアイアンで製作するよりも安価に出来るのでご依頼は多く頂いております。
しかし、大きなアーチの製作を依頼される方も多く製作工場と打ち合わせを再三行いますが、構造上大きなアーチを作成は出来ないことことも御座いますので、予めお問合せ頂けたらと存じます。
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