- 藤原 純衛
- 誠和株式会社 人財マッチング(採用・転職支援) 担当部長
- 東京都
- 転職コンサルタント
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
いよいよ面接です。
各企業の面接官にお聞きしますと、最初の5分で合否は決めてしまうという意見が多いそうです。
残りの時間は、その検証のためにいろいろ話したり、聞いたりしているとのこと。
それでは、なにをもって決めているのかというと、第一印象だそうです。
第一印象は、理論でなく「一緒に仕事をしたい」「友人になれるか」という感覚だそうです。
例えば、いくら英語ができると言っても専門的な経験があるといっても第一印象で決められてしまうわけですから、お手上げです。
しかし、傾向はあります。
面接をよく突破する人は
1.笑顔が多く、明るい
2.聞き上手(相手の言ったことをよく理解する)
3.ながながとしゃべらない。(まず結論から)
4.相手に次の質問や話をしやすいように話し方、回答をする。
5.専門知識だけでなく、会社全体の組織や仕事の内容がわかっている。
という傾向です。
では実際の面接の場に関するアドバイスです。
・質問に対する答え方
しっかりと質問の内容を聞き、的確に答えることを心がけポイントを押させてお話できるように準備してください。
ついしゃべりすぎてしまう方は、話しのセンテンスで一呼吸おいてみるのはいかがでしょうか。相手に話しに入り込ませるスキを作るわけです。
質問の意味がわかりにくければもう一度聞きましょう、「答えになっていない」とポイントを下げるよりも。
・「前職での実績を教えてください」の質問に、えんえんと自慢話をしないように。
自慢話と自己PRは決定的に違います。
面接官が聞きたいのは、経験や実績が「ウチの会社でどう生かせるのか。
この人を採用するメリットは何なのか」なのです。
ここにポイントを絞ってお話しください。
・「結論から申し上げますと**です。理由としては」と結論から先に。
だらだらと話すのはマイナスになります。
・質問に対する返答に「なぜ?」「どのように?」と、より具体的に掘り下げる質問をされることがあります。
・よく先方から面接不合格理由に「話し方が論理的でない」が上げられることがあります。
「なぜ、そのようなアクションを取ったか」
「その結果どうなったか」
「その結果を踏まえて、そのあとどういうアクションを取るようになったか」
とダンドリよく話せるよう心がけてください。
・良くも悪くも「自信をもって話す」
小さな声でボソボソと話したのでは「正しい情報」も嘘っぽく聞こえてしまいます。
一方で応募者側も面接の最初の5分で企業の姿勢や雰囲気も逆に伝わってきます。
そこで、なんかピンとこない会社だなと思ったらその原因を考えてみてください。
単に自分の志向性とあわないだけなのか
企業そのものが問題なのか。
たとえば
・仕事内容
説明された仕事内容は求人票を呼んで感じた印象とギャップはなかったのか。
聞いた上でどう感じたのか。どのような点に興味を持ち、どのような点に不安を感じたのか
・企業について
面接の担当者と話してみた印象
企業に対する雰囲気
・今後の希望
積極的に先に進みたいのか、どうも今ひとつなのか。
この点を踏まえ、面接が終了したら「自分にとってこの会社はベストか否か」を自問自答し、人材紹介会社の担当コンサルタントにフィードバックしてください。
あいことばは
あかるく げんきに さわやかに
です。
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