茨城パッシブハウスへ - エコ・省エネ住宅 - 専門家プロファイル

吉田 武志
有限会社 ヨシダクラフト 代表取締役社長
栃木県
建築家

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対象:新築工事・施工

小川 勇人
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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茨城パッシブハウスへ

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10月30日土曜日。

 

台風の中、茨城県石岡市へ。

 

知り合いの、島田材木店さんが

 

パッシブハウスの構造見学会を行うというので見学させて頂いた。 

見学した家は、社長の島田さんのご自宅となる。

 

着いて、まず、見学者の多さに驚く。

 

そのほとんどが同業者で、日本全国から来ている。

 

ほぼノーチェックで見学希望の同業者を全て入れてしまうというのは凄い。

 

現場も綺麗で施工も素晴しい。

 

 

 

パッシブハウスとは、ドイツのパッシブハウス研究所が確立した住宅基準。

 

躯体の温熱性能を超高断熱、高気密仕様で上げて、

 

蓄熱、日射取得、日射遮蔽、通風といったパッシブな手法により

 

シンプルな設備で省エネかつ快適な温熱環境を達成するという住宅。

 

私が見た中では一番の高断熱、高気密が実現されていた。

 

断熱仕様は省略するが、

 

寒い雨の中、玄関ドアは開けっぱなしの状態で

 

仮設照明と入場者の体温だけで室内は暖かい。

 

玄関ドアは開いているのに、異空間が造られている。

 

分かりやすく言うと、スーパーカークラスの断熱気密。

 

 

 

 

断熱仕様を聞くと暖かいのは納得だが、

 

こんなに性能を上げないと認定を受けられないという

 

パッシブハウスの断熱気密の基準は高い。

 

 

 

 

 

こういう家をみると、自分でも造ってみたくなるし、

 

どんな状態なのか、体感もしてみたくなる。

 

断熱気密による温熱性能は、お金と手間を掛けた分だけ基本的に上がるから

 

施工者にとっては分かりやすいのだ。

 

 

 

販売価格は、この現場を見た同業者からは、とても安いと言う声が多数。

 

だが、当然いい家は高い。

 

 

 

造れる予算のある方も

 

予算配分に占める断熱、気密費用(開口部を含む)の割合は高いから

 

仕上げ材や造作家具などには、予算配分しにくいかもしれない。

 

この温熱仕様で、仕上げ材や造作家具等にも拘れたら最高だ。

 

完成したら、体感したい住宅。

 

 

リフォーム リノベーション 栃木県 ヨシダクラフト

注文住宅 栃木県 ヨシダクラフト 

 

 

 

 

 

 

 

 

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