私の治療室でも、常に逆子の妊婦さんたちが通院している。不妊治療の人と逆子の妊婦さんたちが何人も重なると、思わず、うちは産科かと笑ってしまうことがある。
最近では、私のところで逆子が治った妊婦さんたちが、ミクシィで情報交換しているようである。それほど、逆子に鍼灸治療はよく効く。
逆子の鍼灸治療は妊娠8ヶ月を過ぎてから始めることが望ましいが、中には臨月直前に来院された妊婦さんもいた。幸い、この人の逆子も治ったが、こちらのプレッシャーも大きい。
そもそも、逆子は胎児というよりも母体に不都合があるわけだから、母体の環境を整えてあげると逆子は本来の定位置に戻る。私のところでは、妊婦さんたちが通院する負担を少なくするために、逆子によく効く温灸のやり方を指導している。
妊婦の鍼灸治療は何も逆子でなくとも、すべての妊婦さんたちが鍼灸治療を受けながら出産を迎えると、母子ともに健康が守られ、母親の産後の肥立ちと赤ちゃんの成長には大変よい影響がある。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
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