- 清水 康弘
- 株式会社参創ハウテック 代表取締役社長
- 工務店
対象:新築工事・施工
昨日はNCNさん(SE構法供給メーカー)で標記の会議に出席。
会議も4回目ですので、その全体像が見えてきました。
ここのところ、脚光を浴びたパッシブデザインハウス。(民主党政権でも一目置いている)
SE構法は高耐震性と大きな開口がメリットですので、このメリットを最大限に引き出し、太陽エネルギーの活用方法を定量的に採用できる新しいアイディアです。
トップライトの試作品も出来上がり、また新たに問題点も浮上してきました。
開発というのは、三歩進んで二歩下がり、でも少しづつは前に進んでいくものです。
さて住宅の温熱環境への取組みについては、様々な考えの流派に分かれる方向です。
全く無頓着派としっかり取組み派。
さらにしっかり取組み派の中で、家を閉じて高断熱化推奨派とある程度の断熱性能を求め、且つ外に開く流派に分かれます。
日本という国はもともと季節感があり、侘び寂びを満喫できる気候風土がありますので、弊社の考えは圧倒的に開く派でいくつもりです。
いずれにせよ、温熱環境を整えることは定量的に数値として把握できなければ、そこまでいけません。
SOWEプロジェクトはそのような意味からも、将来的に楽しみなプロジェクトであり、最終的に重量木骨PPのメンバーが上手に使いこなすことを切望しています。(上辺だけでは駄目!)
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