貞観政要のこころ - 経営理念・社是・社訓 - 専門家プロファイル

川口 聡美
代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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丹多 弘一
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閲覧数順 2016年12月09日更新

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唐の時代の太宗の言行録をまとめた

”貞観政要(じょうがんせいよう)”があります

 

平安時代には日本にも伝来し

鎌倉時代には北条政子が和訳させ、日蓮もこれを書写し

明治天皇も深い関心を寄せたという…

 

政治の要諦(ようてい)ともいえる内容は

経営者に必要な資質そのものといわれ多くの訳された書が出版されています

 

私もまだ読み途中ではありますが…

内容は難しいながら非常に学ぶ点が多いものです

 

例えば

”偏心(へんしん)”を捨て、”兼聴(けんちょう)”せよ

 

君の明らかなる所以の者は兼聴すればなり

その暗き所以の者は偏信すればなり

 

一人の言う事だけを信じるのではなく

多くの人の率直な意見に耳を傾け

その中から”これは!”と思う意見を採用する

その謙虚に聴く姿勢があってこそ名君なのですよね

 

権限を持つと情報遮断の状態になるか

自ら不知不識のうちにこの状態を招いてしまい

一方向の情報に偏りがちになってしまう

 

それが滅亡、失敗、失脚の第一歩であって

さらに!!!

よりによってダメな経営者は

佞臣(ねいしん)を自分の取り巻きとしてしまうのです…

 

佞臣とは口先だけ上手くて心の正しく無い人とのこと

 

だからこそ

経営幹部は諫議大夫(かんぎたいふ)でなければなりません

 

諫議大夫とは過失を諌める役のこと☆

 

経営幹部は、公正な情報に基づき正確に業務を行い

理論的・客観的に考え、公正な立場での発言が求められます

もしも経営者が誤った意思決定や経営方針を下しそうな時は

相手がだれであっても苦言や忠言を呈する必要がある

 

何よりもちろん

経営者自身が意見に耳を貸すだけの

実績と実力を備えなければならないのですよね

 

貞観政要には経営トップのこころとなる事柄が

とっても詰まっていそうです!

唐王朝の基礎を固める善政を行い

中国史上最高の名君の一人といわれる太宗

 

いつの時代も素晴らしいトップの姿勢は勉強になります!

 

川口

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