男女共同参画基本計画策定に関する基本的な考え方
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昨日23日、内閣府男女共同参画会議より、
「第3次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方」
という答申が発表された。
男系社会が形成されてきたわが国ですが、女性の社会進出の進展は
経済活力の維持向上に不可欠であり、社会インフラ整備だけではなく、
我々1人1人の意識の変化が求められるところでしょう。
と、私が言い出したら妻が激怒しそうですが…
それはともかく、男女共同参画計画の基本方針が示された。
目指すべき社会として次の4点を掲げる。
1固定的性別役割分担意識をなくした男女平等の社会
2男女の人権が尊重され、尊厳を持って個人が生きることができる社会
3男女が個性と能力を発揮することによる、多様性に富んだ活力ある社会
4男女共同参画に関して、国際的な評価を得られる社会
しかし、2度にわたる基本計画を実施してきたものの、次のような理由から
なかなか進展しなかったものと考えられている。
1 固定的な性別役割分担意識が未だ根強く、解消に対する取組みが不十分
2 男女共同参画は働く女性の支援という印象を与えたことなどにより、
男女共同参画があらゆる立場の人々にとって必要という認識が広まらず、
意識改革や制度改革につながらなかった
3 男女共同参画社会を実現しようとする強い意思と推進力が不足していた
ため、制度や枠組みの整備が進まなかった。
4 男女のセーフティネットや女性の様々な生き方への配慮が不十分であった
ため、制度や枠組みを整備しても成果につながらない場合があった。
だからこそ、15の分野に対してかなり突っ込んだ形で、施策の基本的方向と
具体的な取組について70ページを超える答申を示したのだろう。
私自身も妻や妻の両親に負担をかけ続け、男女共同参画の理念に沿れていない
のが現状ですが、意識して変えていかなければならない部分なんですよね。
女性の活力を活用できなければ、わが国経済の活力回復は望めませんし、
まずは身の回りから、ってできていないくせによく言えるよ!
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