キム・ヨナ世界最高得点で金。安藤復活の銅
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2009-03-29 22:44
連覇が期待された浅田真央は残念ながら4位で表彰台に上がれなかった。
29日14時時事通信社ネット記事はこう報じた。
フィギュアスケートの世界選手権最終日は28日、当地で女子の自由が行われ、
ショートプログラム(SP)1位の金妍児(韓国)が自由でも1位となり、
合計207.71の女子世界最高得点をマークして圧勝した。
日本勢は安藤美姫(トヨタ自動車)が3位に入ったが、連覇が期待された
浅田真央(中京大・中京高)は4位に終わった。
優勝した金は、「世界選手権で立派な演技をすることが夢だった。
それをここで実現できて本当にうれしい」と語った。
金はトリプルサルコーで少し失敗があったほかは、ほぼ完璧な演技を披露した。
2位にはSPで2位につけていたジョアニー・ロシェット(カナダ)が入った。
SP4位だった安藤は自由で2位と健闘し、合計190.38点で3位に割り込んだ。
金の好敵手とみられていた前回覇者の浅田真は前半のトリプルアクセルで
転倒したのが響いて得点が伸びず、自由では4位となり、合計点188.09で
SPの3位から1つ後退して4位に終わった。
村主章枝(AK)は8位だった。
真央ちゃんの連覇ができなかったのは残念でしたが、表彰台3人が全員
190点台と、納得の点数での表彰台でしたから、失敗したら無理ですね。
WBCのリベンジとまで期待されたキム・ヨナは、プレッシャーに打ち勝って
世界最高得点での世界女王ですから、あっぱれです。
強い相手だからこそ、ライバルと言えるのでしょうし、お互いが意識している
はずです。
今度はバンクーバーでリベンジを果たして金メダルを期待しましょう。
また、今回の世界選手権では、安藤美姫の復活は嬉しいニュースですね。
現役バリバリの元世界女王が2人日本にいるわけですから、日本のレベルの
高さは折り紙つきです。
切磋琢磨して、高いレベルでのメダル争いが楽しみですね。