仮設住宅
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2007-07-21 14:10
一時凌ぎでテント生活は遅れても、テントだけで何年も暮らせません。本格的な自宅再建の前にどうしても、仮設住宅が必要になります。
場所的な確保(大都市の震災は区画整理から始まる場合があり、元の土地に建てられるとは限りませんでした)や資金の確保、それら建築できる条件を整える為に数年を要する事があります。
仮設的な住居ですから、お金は掛けられません。1DKタイプの住居で250万〜300万円が限度かと思います。5年を目途に再建計画を立てるとすると月々4〜5万円の償却です。
最も簡単な仮設住宅はコンテナハウスの改造です。その他プレファブ住宅、トレーラーハウスも予算の範疇です。
お金を掛けずに、如何に快適に過ごせるか。これが私の住まい造りの原点になっています。
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このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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