天空率
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2007-07-11 12:19
大阪市内の某所です。比較的規制の緩やかな地域ですがこの道路の幅員は4.5m。
検査は無事合格でしたが、天空率の緩和の無い時代でしたら完全な違反建築です。
都市型住宅の可能性を大きく広げる画期的な制度ですが、スカイラインを整える街並みからの視点で考えた場合、やはり圧迫感が拭えません。ちなみに道路右側の建物は築年数から考えて真っ赤な違反建築です。
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このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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