『be live』
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2006-04-05 16:01
三鷹の雑多楽やさんが今日で閉店。
初めて訪れたとき、このお店で目にしたイスにショックを受けて、
「このイスつくった人、教えてください!」と、紹介してもらったのが家具工房ma-GU。
ただの喫茶店ではなく、交流の場であることを第一義に活動されてきたお店。
他人と他人が繋がるきっかけの場を提供し、→それがビジネスとしても成立すれば、
→そういう店が街中にもっともっと増えていって、→世の中はいまよりずっと温かくなる。
そんな想いで取り組んでおられたのだと、僕は解釈している。
誰だって、いまの世の中を健全で素晴らしいとは思っていないだろう。
幸せな時代ではあるけれども、どうも不自然に歪んでいる気がする。
裏のお爺ちゃんに気軽に子守りをお願いできるくらいの世の中ではあってほしい。
雑多楽やさんが充電期間に入ってしまうのはすこし残念だけれども、
おつかれさまでした。
僕も僕なりに、今よりも世の中がもうちょっと『be live』(いきいきとした)になるように、
口先だけじゃなく、時々バテたりしながらも活動をしていくつもりです。
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このコラムの執筆専門家
- 須永 豪
- (長野県 / 建築家)
- 須永豪・サバイバルデザイン
響きあう木の空間
森や山と人、地球が健全に回っていく様子を見届けたい。 木を街に届け人の営みに森をもたらし木が、森が、地球が、生命が、人が、そして星々や宇宙までもが響あいはじめるそんな木の建築空間宇宙の意図が起動する響きあう木の空間をつくろう