フロー理論、U理論で日本代表ベスト8を予想します! - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

荻野 淳也
株式会社ライフスタイルプロデュース エグゼクティブコーチ、ビジネスコンサルタント
ビジネスコーチ

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閲覧数順 2016年12月09日更新

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フロー理論、U理論で日本代表ベスト8を予想します!

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「試練を乗り越え、フローに入ったとき、ブレイクスルーが生まれる。」
サッカー日本代表ベスト8入りを予想する根拠を説明


こんにちは!
荻野淳也です。


サッカー日本代表、戦前の雰囲気を覆し、ベスト16!
いよいよ決勝トーナメントです。

荻野は、6月29日は、ウルグアイ戦で日本代表チームが勝利し、
ベスト8入り、日本サッカーの歴史が塗り替えられる日と予想しています。


その理由を、わたしが普段、エグゼクティブコーチングや組織開発、
組織変革の理論として、活用している「フロー理論」「ヒーローズジャーニー」
「U理論」から説明します。


セルビア戦、韓国戦、イングランド戦、コートジボワール戦とワールドカップ
前の調整期間に4連敗、そして、直前のジンバブエ戦でも、1点も奪えずに
いた日本代表チームで、直前のワールドカップの盛り上がらない具合といったら、
なかったですよね。もう今回は期待してもだめだ、みたいな。


いまの代表チームの予選突破の要因は、カメルーン戦に勝ったことに尽きると
わたしは考えます。
そのカメルーン戦の勝因は、「本田が持っている幸運」と「カメルーンの不調」
という自分たちの本来の実力とは、関係のない、めぐり合わせの結果だとも思います。

しかし、どんな形であれ、この偶然のめぐり合わせによるひとつの勝利が
代表チームを変貌させました。


この変貌したチームの状態は、いわゆる「フロー理論」でいう「フロー状態」に
入ったと見ています。ひとつの勝利によって、代表チームがフロー状態に入って
いったのです。

実のところ、岡田監督がこれまで目指していたチームの状態は、まさに
このフロー状態のチームをつくることであり、そのフロー状態にいかにチームを
するかで、岡田監督は、試行錯誤していたと思われます。
(これは、代表監督就任前後の岡田監督の対談や談話が掲載されている
いくつかの本や3月20日の朝日新聞に岡田監督に関する記事を読むと、
理解できます。)



このフロー状態に入れるかどうかは、いくつかの条件があると言われています。
昨年、経営者仲間たちとこのフロー状態を会社経営にどう活かすか、つくるか
という勉強会をしていたのですが、そのなかで出てきたフローに入る条件の
いくつかは、以下のとおりです。


1)現状の自分たちを超えなくてはならないような大きな目標があること。
2)ある程度のプレッシャー、緊張が必要。一方でリラックス状態であることも必要。
(過度なプレッシャー、緊張、または、リラックスは、フローに入ることを妨げる)
3)メンバー各自が、外発的動機ではなく、内発的動機が強いことが必要。
4)メンバーのなかに、フロー状態を経験しているメンバーがいること。


1)は、「ベスト4」「一次リーグ戦突破」という高い目標がありました。

2)は、2勝し、一次リーグを突破したことから、現在は、適度な緊張とリラックス
の状態であると思われます。

3)は、外発的動機とは、自分の外側にある判断基準に照らし合わせて、出てくる
動機。例えば、監督に認められたい、外国のクラブチームに評価されたい等。
2006年のチームは、この外発的動機が高いメンバーが多かったのではないかと
当時のメンバーのインタビューなどを見ると推測されます。
また、今回の最終メンバー発表は、5月でしたが、その前後の選手は、どうしても、
選考をする監督の顔色をうかがい、内発的動機よりも外発的動機が勝っている
選手も多かったと思われます。
内発的動機とは、自分の内側からふつふつと沸いてくる情熱、感情に基づく動機
であり、純粋に強いチームに勝ちたい、このチームの仲間と勝利したい、といった
動機です。
人の目や社会の基準をモチベーションにするのでなく、自分の内側になる中心軸
からのふつふつとしたモチベーションが沸いているか、がポイントです。
選手の言動からは、「一緒に戦っている控え選手のためにも。」「スタッフも含め27人
がひとつになって。」「応援してくれている日本のみんなのために。」と自分の
価値観に照らして、ふつふつを沸いてくるモチベーションが感じられます。

4)について。現在の代表チームと同じようにいい状態だったのは、過去のワールド
カップの日本代表チームでいうと、2002年の日韓大会のチームがではないかと、
カメルーン戦後の遠藤選手がコメントしています。
2002年の代表チームにいたメンバーといえば、川口選手や稲本選手。
岡田監督は、川口選手を今回のチームキャプテンにすえています。


このように理想的な「フロー状態」に入る条件が整ったといえます。


もうひとつ、これまでのベスト16を超えて、ベスト8にいくだろうと予想する
理由として、ワールドカップ直前に結果が出ずに、悩み苦しんだことが、結果
として、ブレイクスルーのきっかけになっていることがあがられます。

これは、わたしがコーチングを行ううえで、コンセプトとしている
「ヒーローズジャーニー(英雄の旅)」での法則や経営者やリーダー、
ファシリテータ─が注目している「U理論」にあてはめても、説明できます。

ヒーローズジャーニーでいう「試練」の段階を乗り越えたとき、
U理論でいう「Uの谷」を下り、「プレゼンシング」の状態に至ったとき、
人や組織は、これまでの自分を乗り越え、新たなステージに到達すると
いわれています。

これまで日本代表チームが到達していない新たなステージこそ、
ベスト8入り。


「フロー理論」と「ヒーローズジャーニー」「U理論」の法則からすると、
ベスト8に入る条件は、整った!



結果はいかに!!
応援しましょう!!

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