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- 井上 岳久
- 戦略PR&マーケティング総合研究所 戦略PRコンサルタント、中小企業診断士
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
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第2部「PR」という最強のマーケティング武器を知らない方へ
[第3回PRの武器~急がない情報をまとめる【ニュースレター(プレスレター)】~]
井上戦略PRコンサルティング事務所http://www.mk-pr.jp/
今回の「ニュースレター(プレスレター)」は、前回説明した「ニュースリリース」と比べて、一瞬一秒を争うようなことではない情報をまとめたメディア向けビジネスツールです。
けれども自社なりに何かテーマがあり、情報をまとめて発信したい時に用いる、鉄砲のようなちょっとした飛び道具です。
私はPR以外にもう1つ、カレー専門家としての顔があり、メーカーやコンビニエンスストアとタイアップでカレー商品を開発したり、料理教室を開いたりしていますが、カレーには毎年人気メニューの傾向があります。
ある年はキーマカレーが流行ったり、また、ある年はスープカレーが流行ったりしたことをご記憶の方も多いのではないでしょうか。
私は例年、その傾向をいち早く察知して、こんなカレー店が人気を集めているとか、こんなカレー商品が売れているという、そのテーマに沿った多くの情報をまとめて配信しています。
すると各メディアが面白がって取り上げて、ブームになるという図式で、私が業界でカレーブームの仕掛け人だといわれる所以です。
つまりそうした、いくつかの情報をまとめて作成するのが「ニュースレター(プレスレター)」です。
枚数に決まりはありませんが、情報量のが多い分、当然ニュースリリースよりは多くなります。
あまり多すぎても読むのに疲れるので、10枚程度が適当でしょう。それがFAXで送られてくると受け手もあまりいい印象を持たないので、郵送するのがいいと思います。
情報量が多いので、当たればメディアに大きな特集としてそのまま使われることもあり、効果は絶大です。ニュースリリースの応用編ではありますが、編集技術やセンスが必要で、さすがに外注する企業が多いです。
私もたくさん依頼を受けますが、私はまず、メディアが面白がるネタかどうかをきちんと判断します。
いくら情報をまとめても、それが多くの人に興味のない内容であれば、逆効果になってしまうからです。
※ニュースレターは優れたものを作れば効果は絶大です。
懐かしい例でいれば、宇宙戦艦ヤマトの波動砲のような威力があります。関心のある方はご一報ください。
秘訣をお教えいたします。
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