- ジコナビ代表 前田修児
- 行政書士事務所・交通事故ナビ ジコナビ代表
- 大阪府
- 行政書士
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
賛否あろうかと思いますが、
私は「後遺障害診断に協力的でない医師には固執しない方がよい。」と考えています。
大学病院の教授や、
テレビに登場するようなスーバードクターに診てもらえるのは確かにうれしいことです。
しかし、
もしそのドクターが後遺障害診断に協力的でなければ、
例え権威ある医師の診断書が手に入るのだとしても、
転医した方がよいと考えています。;
後遺障害の認定で失敗する可能性は高いですし、
低い等級のまま示談を余儀なくされる可能性も高まるためです。
つい先日出会った医師はそうした医師の典型例でした。
とある病院の整形外科部長で全国的に知名度は高く、
その技を盗もうと全国から若手の医師が集まってくるようなスーバードクターの1人です。
専門医なので痛みの原因を発見する能力や、
何かしらの異常に気づく可能性が高く、
且つ診断書に権威付がなされることから、
本当ならばこうしたドクターにこそ後遺障害診断に協力的になって欲しいのです。
しかし、
後遺障害診断書は嫌いと明言する医師でした。
このような医師には長くかかり続けずに、
いさぎよく引き下がるべきだと考えています。
なかには最初は後遺障害診断のことは黙っておき、
頃合いを見計らって協力を求めようという考え方もありますが、
私はこれをお勧めしていません。
なぜなら、
途中で切り出す方法を考えるのは中々大変なことですし、
ダメだった場合のそれまでの苦労が水の泡となるからです。
スーバードクターに後遺障害診断書を頼ろうとするのなら、
最初にそうしたことに協力してもらえるかどうかを尋ねることをお勧めします。
それで断られたらいさぎよく諦めることが賢明な判断だと思います。
断られない見込みを高めるにはどうしたらよいかや、
断られない見込み がそもそもあるのかということについては、
ケースバイケースの判断が必要なので一度お問い合わせください。
状況に応じてどのような傾向が予想されるかご説明します。
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