【5】 今の英語に対するやる気

　今の英語に対するやる気は、人生最大のやる気の何％ほどに値するでしょうか？

　あまりに大げさな質問ですが、常に自分の手に入れたいと持ったものを手に入れてきた人は、いつも情熱的にやる気を自分であげていることに気づくでしょう。そうでなくとも、成功した事柄については、やる気が大きかったことに、事後になって気づくことが多いのではないでしょうか？ならば、やる気をあげることが自由自在にできたほうがオトクです。やる気があればそれに伴った行動へと繋がりやすくなります。やる気がなくて、強制的に迫られている場合、その成果のよしあしは多寡が知れたものになりやすいです。

　これまでの人生の中で、最もやる気があった時期やそのやったことを思い出してみましょう。たくさんありすぎて絞れないのか、それとも全般的にそれほどやる気を意識してこなかったのか。では、今回英語に関してはどの程度なのか。

　たくさんありすぎて絞りきれない場合は、常にやる気を最大限にして物事に取り組んだ姿勢を示しています。英語に対しても、過去の他のことと同様、きっと取り組めるはずです。小さい頃のキャッチボールも縄跳びも水泳も跳び箱も、山登りも習字もカルタも、ツーリングも旅行も一人暮らしも、すべてやる気に充ちていたからある程度までできた、と思えるのではないでしょうか？

　受験や就職や検定試験、プロポーズなどの大きなことでなくとも、日々やる気があったほうがいい行動はたくさんあります。当たり前だからと淡々とこなすことも否定はしませんが、やってやるぞ！という気持ちがフツフツと湧いて漲っていることを感じながら取り組んだほうが、自分も楽しいことは確かです。楽しいことは長続きします。ネガティブな気持ちでイヤイヤやることで、たとえ才能があっても、スキルがある程度身についていても、結果として残らないことは多いのです。

　今の自分の英語に取り組もうとしているやる気は、人生最大のやる気の何％ほどに値するのか、ぜひ考えてみましょう。