建物強度の考え方 - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

漆原 智
株式会社アーバンプロジェクト 代表取締役
神奈川県
建築家

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対象:リフォーム・増改築

田中 徹正
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閲覧数順 2016年12月08日更新

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建物強度の考え方

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リフォーム 耐震リフォーム
建物は、絶対壊れないようにするには、構造計算の安全率をどんどん上げていくことになります。
そうすると、要塞のようになってしまいます。
一般のマンションで壁厚50センチなんてあったら、非現実的なものとなります。
工事費もそれだけ余計にかかり、経済活動にも良くないですね。

そこで、地震が多い日本に合わせて、国がこのぐらいの強度を確保しなさいね。
という基準を設けています。
ただ、阪神大震災で予想以上の揺れを経験しましたので、さらに基準を強化し、
現在に至っています。

それ以前は、昭和59年に大改正されております。

横浜市も、耐震補強の考え方は、すぐにつぶれてしまうような住宅ではだめですよ。
少なくとも、人命を優先して、逃げる時間が稼げるようにしてくださいね。
という条件で、基準を設けています。
絶対に壊れない家にしなさいね。ではないのです。
亀裂や傾くことはあるでしょうが、一瞬で倒壊する不幸な圧死だけは、防いでくださいね。
というように呼びかけています。

市の補助金政策も、もっと公平に、審査を優しく、使われやすくしてもらい、実際に工事しているかの現場検査を厳しくされるとよいのですが。

現在は、条件に合致される方は得をし、少しでも条件に合わない方は、補助金がもらえないのです。
本来は、エコポイントのように、あるべきと私は思っております。

ご予算の関係で全部はできないけど、一か所だけでも、少しだけでも補強したいと思っている方がおられると思います。

以前より優しくしていただけるようになりましたが、もう少し皆様にやさしい方向になればと、
切に願っております。