経営者が陥るミス、組織の重さとは? #4 - 販促・プロモーション戦略 - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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対象:販促・プロモーション

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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経営者が陥るミス、組織の重さとは? #4

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  1. 法人・ビジネス
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ベンチャー経営術、イマ〜戦略系。 企業経営の戦略系は?
バンクーバーオリンピックが開催中です、日本ガンバレ!です。
こころなしか街なかでジョギングする人が増えたような気がします、、
やはりオリンピック効果、世界的にもスポーツ人口は増えているのでしょうか?

エスオープランニング、山藤(サンドウ)です。

ビジネスを展開する上での経営者が陥りやすいミス、について書いてゆきます。
ビジネスははるか彼方にある崇高な目的、テーマと同じくらい、いやそれ以上に、
毎日の仕事や計画に戦略論に考え、その足元を固めることが大変重要です。

ベンチャー経営術、イマ〜戦略系のシリーズの続きものです。
経営者、リーダーとしては戦略的指導力が大変重要になります。

リーダーシップ論を語る3大要素



その一 仕事と業績の(タスク)志向性
     仕事に関わる部下への指導など
その二 人間関係志向性
     部下に対する上司の行動など
その三 対外影響力
     上司の上司や、取引先といった組織の外部要因など


この3つのリーダーシップの要素の測定の結果、全ての項目で値が高いほど組織は軽くなる傾向が見られるのです。

組織の重さを最も大きく軽減するのは、タスク志向性のひとつである「市場での競争に関わる具体的方策の発信」
なのです、それは、市場に対して具体的な、

製品や商品、サービスなどを企画・提供できるプロデュース能力


と言っても過言ではありません。

それに対して、「人間関係志向性」や「理念や哲学などの価値発信」は、
いずれも数値が低く影響が小さいのです。

リーダーシップ発揮の重要点



具体的な戦略の発信とその実行に関わる行動!なのです。



部下を思いやるなどの人間関係上の配慮は意味はありますが、それだけでは十分なリーダーシップは発揮できません、

また、

抽象的な理念を声高に叫んでも、具体策を部下に丸投げしているような、


よくいる上司はリーダーシップを語る資格はありません。

今、日本企業に求められているのは、有効な方策を明確に提示して、
それを確実に実行できる「戦略的リーダーシップ」なのです。

あなたの周りでも、心あたる人物や会社はありますか?
転ばぬ先のつえ、ではありませんが、十分に気をつけたい課題です。

気をつけましょう!


あなたの周りでステレオタイプなお話しだけして、よく言われていることを鵜呑みにしていませんか?
経営者が陥るミスが、実はそこにはあるのです。

つづく。

やさしい経済学
2008/10/20 一橋大学准教授 加藤俊彦 日本経済新聞社 経済教室より

オールアバウト/専門プロファイル、山藤