- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
一年で一番寒い2月、今朝は、雪景色の東京になると思い早く起きた方も多いのでしょうか?
東京地方は、雪は大丈夫のようです、春はまだ先ですね、
こんにちは、山藤(サンドウ)です。
経営者が陥るミス、組織の重さを考える?、第三弾です。
重さと言っても、女性が気にするダイエットや、''中高年が気にするメタボリックシンドローム''のお話ではありません。
あしからずです。
企業が持続的に成長してゆく上で、企業戦略における指導力がどのように重要なのか?
について書いてゆきます。
組織の重さを構成する4つの要因
1 過剰すぎる「和」志向
組織はばらばらでは機能しないため、適度な和は必要です、
しかし、たった一人の反対意見が出るだけで、意見がまとまらなくなったり、
このことで真剣な議論を戦われることを避けようとするのは、
和を重んじること、それ自体が目的になってしまっていては、本末転倒です。
2 内向きの合意形成
市場に最も重視するのは、顧客や競争の視点です、
しかし、重い組織では、合意形成など組織の内部事情が何よりも優先されて、
市場への適応がなおざりにされてしまうことです。
いつも、社長のご機嫌を取ったり、上司の顔色だけを見ているような組織はダメ組織です。
3 責任転嫁する土壌
本来負うべき責任を他人や、組織自体のせいにする、責任転嫁の問題です。
口は出すが責任はとらないとか、事業場の問題をどこか、他人事のように考えていると言った人が組織内にたくさん出てくると、
事業活動を真剣に考え行動することが、多大な労力が必要になり、徒労に終わるのはよくありません。
4 リテラシー(基本的な能力)の不足
優れた企業経営は、とても論理的である。
論理を理解する人の能力が低ければ、方策の是非を的確に判断できません、その結果、たとえ合理的な事業計画が策定できても、全社が一丸となって活動することが難しくなるからです。
あなたの所属する組織や会社は、
この4つの構成要素に当てはまることはありますか?
1つでもある場合は、組織が、眼に見えないところで、ゆっくりと崩壊してゆく前兆なのかもしれません。
気をつけなければいけないことです。
他人事とは決して思わないでくださいね。
次回では、リーダーシップ論を語る3大要素についてお話します。
つづく。
一橋大学准教授 加藤俊彦氏 関連ブログ