- 加藤 明伸
- 茶ノ木 代表取締役
- 神奈川県
- エクステリアコーディネーター
対象:エクステリア・外構
- 久保田 優一
- (ガーデンデザイナー)
果たして、本物の木材と比べ、良いのでしょうか?
1.耐久性がある: と言われますが、まださほどの実績はなく、
木質系と称す、50%以上木粉が混入している材料は、将来カビが発生し、
腐るでしょう。 特に中空の形状では、空間に水が溜まりますのでお勧めできません。
2.色揃いがいい: 確かに工業製品ですので、色は揃います。
しかし、数年経つといかにもプラスティックの感じで白く劣化します。
3.夏場は暑くなり、裸足で歩けません。
4.最大の欠点は価格が高い事です。
プラスティックは石油から出来ていますし、木粉を混ぜ接着剤で成形するため、
多くのエネルギーを消費しています。 果たしてエコでしょうか?
木材は温度・湿度で伸縮がありますが、通常長さ方向はあまり変化しません。
人工木はプラスティックのため、すべての方向で変化が現れます。
例として、数年経った東名・浜松パーキングの写真を添付します。
白い粉をふき、劣化が始まっています。 寸法変化によるビスの外れも発生してます。
ビスで抑えきれない激しい反りも発生してます。
これでいいのでしょうか?