- 山内 真一
- テットコム 代表
- 経営コンサルタント
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
先日させていただいた仕事は、社長の言葉をつくる仕事でした。
社員さん向けに配るプリントの言葉を考えて欲しいというものです。
社訓や理念はあります。
でも、それは、先代、先々代と受け継がれてきたもの。
今の社長の気持ちだってありますものね。
最初に、どんなこと話したいですか?って聞いてみました。
もっとああして欲しい。
もっとこうして欲しい。
ここが足りないんですよ。
もっとこういう仕事がね。
売上げがね。
そんな話しばかりだった社長さん。
なんだか、孤独そうです。
なんだか、つまらなそうです。
「社長、すごく失礼なことを申し上げてもいいですか?」
「いいですけれど・・・」
「社長、独りでつらくないですか?仕事、おもしろいですか?」
「・・・・」
今、すごい、たいへんなことはよく分かりました。
大きな壁が立ちはだかったいることもわかりました。
社長だけじゃなくて、みんな、つらい時代ですよね。
僕もつらいことあります。
でもでも。そんな時だから。
聞かせてください。
社長は、どんな夢を持っていますか。
聞かせてください。
社長は、どういう世界を目指していますか。
聞かせてください。
社長は、社員の方々にどんな気持ちで生きて欲しいですか。
聞かせてください。
社長は、社員の方々とどんな話しをしたいですか。
それ、社員に伝えましょうよ。
社長の言葉で伝えましょうよ。
あれやれ!これやれ!っていわなくても、
社長の気持ちを共有したら、
社員さんはきっとすごい力を出しますよ。
それはお客様にも伝わりますよ。
社員の皆さんが、きっと伝えてくれますよ。
さぁ!社長、聞かせてください。
・・・
そのあとのお話しは、おもしろくて、おもしろくて。
社長が一生懸命話す姿に、うるっときちゃいました。
今・・・・なぜかな?
社員の皆さんの挨拶の声が大きくなったような気がします。