6)妄想的使命感でクスッとしよう!おバカなやる気充電法
こんにちは。パーソナルコーチの臼井優樹です。
「この仕事意味あんのかな?」
「これ、私じゃなくてもできるよね?」
「こんな仕事、人生の役に立たないよ」
「この仕事いつまで続くんだ?!修行みたいだな。」
そんなことを思ってしまう瞬間、誰にでもあると思います。
私も会社員のころに、2000枚の布を台紙に貼る仕事がありまして、
かなり大変だったことを思い出します。
そのころの先輩に面白い方がいて、その方の何気ない遊びがと
ても心の支えになったことを覚えています。今日は、そんなちょっと
おかしなモチベーションアップのお話。
風が吹けば桶屋が儲かる?
みなさんも『風が吹けば桶屋が儲かる』のお話はご存知でしょうか。
ちょっと記述できない表現も含まれているので、ご紹介するのは控
えさせていただきますが、簡単に言うと、
『一見、何の関係もないようなことでも、回りまわって影響がある』
ということ。
そこで、前述の先輩の話。
私がイライラしながら、先輩と一緒に黙々と生地を貼る作業をして
いると、先輩が突然、
「この生地を2000枚貼る作業が世界を救うと思えば楽なもんだ!」
とおっしゃる。
ん?!どゆこと?
先輩曰く、
俺たちが生地を貼る。
↓
これを営業が持っていくことで、生地が売れる
↓
生地が売れると工場が回る
↓
工場が回るということは糸がどんどん必要になる
↓
糸が必要になるということはその原料の綿がいる
↓
綿がいるということは原産地の貧しい人たちの生活が安定する
↓
貧しい人たちの生活が安定すると治安が良くなる
↓
ほら、世界が平和になって救われるでしょ!
う〜ん。激しい飛躍だな〜。なんたる妄想的使命感!
でもこの人きっと本気だぞ・・、変な人・・。
でも、そうかもしれないな。うん、そうかも。
ちょっとクスッとしながら、なんだか暖かい気持ちになって不思議
とやる気が出てきたのでした。
その後、いろいろな場面でモチベーションがあがらないときには、
この名づけて【妄想的使命感ゲーム】に興じてクスッとして、やる気
を充電するのでした!
今日のポイント
「妄想的使命感がやる気を充電させることもある!
妄想じゃない使命感はさらなるパワーを持っている!」
仕事をしていると、あまりの大変さにくじけそうになることはあると
思います。そんな時、その仕事の本来の使命をもう一度見つめ直
してみてはいかがでしょう。
誰かがやれなければならない大切な仕事であることもあるのでは
ないでしょうか。
とはいえ、ほんとになかなか納得しにくい仕事もあるかもしれませ
ん。そんなときは、今日ご紹介した、圧倒的妄想力を必要とする
【妄想的使命感ゲーム】でクスッとして、やる気をチャージして乗り
切ってみてはいかがでしょう!
みなさんのお仕事には、どんな使命がありますか?
どうしてもやる気が出ない時、どうやって使命感を感じますか?
そして、是非、妄想的使命感ゲームを試してみてください!
※面白い連鎖ができたときは、是非紹介してください!
すごいの作る人、いるんだろうなぁ!
やる気に満ちた楽しい仕事ができますように!
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