今日のコラムは私が数年前から提唱しているISRという考え方について・・・
海外で行ってきた武士道を背景としたリーダーシップのなかで紹介している考え方の中に「ISR」個人の社会的な責任 (Individual Social Responsibility)というのがあります、
ものすごく単純化して言うと「自分が周りに与えている影響を理解する」ということであり、別の見方をすると 「生かされている自分を理解する」 そんな考え方になります。
人は一人では生きていけません
物心両面に渡って誰か もしくは 何かに支えられて生きています
逆に 自分も誰かに影響を与えながら生きています
食事をしたって、呼吸をしたって、歩いたって・・・必ず周りになんらかの影響を与えている
いわゆる、リーダーという立場の方々や本を書いたり、文章を書いたりする方々、そしてテレビに出たりする方々、歌を歌う方々、そして、もしかしたら私たちのような講師やコンサルタントも、意外と大きな影響を与えているかもしれません。
この与える影響の大きさを理解していないと大変な問題が起こったりします。
例えば、研修の時に講師が何か間違えた知識を与えた
その知識が原因で大きなミスが発生 !
ミスを犯した方が解雇された
そのような可能性があるということを理解している必要があると思うのです
露出が大きかったりメディアで取り上げられる人などは、当然により大きな影響を与えてしまう可能性があるわけです。
「自分の言動は周囲に影響を与える可能性がある」 その責任を理解していれば、おのずと行動は変わってくるのではないでしょうか。 それが「自らを律する = 自律」ということだと思います。
規制や法律で制限されるのではなくてね
以上、過去のブログの記事を加筆・編集してお届けいたしました
YAS代表 中村泰彦
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