- 長谷川 進
- 神奈川県
- 経営コンサルタント
-
080-5450-9751
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
今日はソリューションプロバイダについてのお話です。
ITproのサイト上に「2008年度ソリューションプロバイダ業績ランキング」が掲載されています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090916/337359/?ST=solution
業績全体のポイント
・売上高100億円以上の会社を見ると、売上高、営業利益、経常利益のいずれも前年度を下回る
・企業の規模に関係なく、減収減益になった企業が多い
・増収増益を達成した企業は、M&Aやオフショア開発拠点の新設、クラウドコンピューティング関連ビジネスの立ち上げなどの対策を講じている
ソリューションプロバイダにとって、2008年度は非常に厳しい1年だったようです。
大手ソリューションプロバイダの厳しい状況は、そのまま開発パートナー企業にも大きな影響をもたらすわけですから、IT業界全体では、この数字以上の厳しい状況が起こっているわけです。
このような厳しい状況の中でも、新たな取り組みを進めることで、増収増益を果たしている企業が少なからずいるのも、また事実なのです。
長年IT業界で続いている、大手ソリューションプロバイダと開発パートナー企業という下請け構造のビジネスモデルの限界や、ソリューションプロバイダの役割や求められるスキルなどの見直しなど、IT業界全体の変革のチャンスだと捉えるべきなのでしょう。
ソリューションプロバイダが、顧客の企業経営に貢献できる存在であると認識されたならば、必ず顧客は戻ってくるはずです。
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このコラムの執筆専門家
- 長谷川 進
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり
日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。
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