見積のポイント(2) 業者選定の注意点 - 企業法務全般 - 専門家プロファイル

尾上 雅典
行政書士エース環境法務事務所 
大阪府
行政書士

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:企業法務

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
尾上 雅典
尾上 雅典
(行政書士)
河野 英仁
(弁理士)

閲覧数順 2016年12月04日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

見積のポイント(2) 業者選定の注意点

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 企業法務
  3. 企業法務全般
廃棄物管理の基礎知識 産業廃棄物処理委託の方法

産業廃棄物処理委託の注意点(第3回目)



 
 前回のコラムでは、見積の注意点について解説いたしました。
 今回は、見積書を元に業者を選定する際の注意点を解説します。


 通常の商取引の見積合わせと同様、単純に金額だけで委託先を決定するのは危険です。

 見積金額でやってもらえる業務の範囲や、追加費用の発生の可能性など、見積条件を詳細に検討する必要があります。

 基本料金は格安でも、追加費用が頻繁、かつ多額の発生をするのであれば、委託者と受託者双方にとって、不幸な結果になるだけです。


 その他、各企業のCSRとの整合性を取る必要があります。

 具体的にご説明すると
 地球温暖化ガスの発生抑制に貢献したい企業は、「焼却」ではなく、他の処理・リサイクル方法を検討する必要がありますし、
 環境報告などに、「ゼロエミッション」をうたっている企業であれば、自社が発生させた産業廃棄物を極力埋立処分場に回さないようにする必要があります。


 または、見積条件の詳細を検討し、
 すぐには無理だとしても、「廃棄物と有価物の分別を進めれば、もっと委託費用が節約できないか」などと、処理業者に率直に相談してみるのも効果的でしょう。


 見積書をきっかけに、自社の廃棄物管理方法の見直しが進む場合もあります。
 一度、見積項目のそれぞれについて深く考えてみてはいかがでしょうか。 


 次回に続く。

 
 運営サイト 産業廃棄物許可コンサルティングセンター
 著書 「最新産廃処理の基本と仕組みがよ〜くわかる本」