今晩のワールドビジネスサテライトに出ます - 確定申告 - 専門家プロファイル

平 仁
ABC税理士法人 税理士
東京都
税理士

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対象:税金

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今晩のワールドビジネスサテライトに出ます

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  1. マネー
  2. 税金
  3. 確定申告
発表 テレビ・ラジオ等
投票率も上がり、大きな変革の波が嵐となって吹き荒れた総選挙。
民主党の記録的圧勝に終わり、マニフェストに書かれている内容を
どのように実現していくかが、これからの課題となるであろう。
これからの4年間で概ね実現していかなければ、国民の大きな期待は
失望に変わり、次回の選挙では、壊滅的な大打撃を受けかねない。
それだけに、マニフェストの実現に邁進していかねばなるまい。
ただ、国民の期待が4年間を待ってくれるのだろうか。
年内にもそれなりの成果を見せていかなければ、早くも失望感に変わり、
鳩山政権の支持率が低下しかねない。

この状況に合わせて、今日23時からのワールドビジネスサテライト
(テレビ東京系)では、その見どころとして、以下のように取り上げる。

“政権選択選挙”を経て、日本の政策や制度はどのように変わるのか。
雇用や税金、高速道路料金など行方を徹低検証する。
ほかに、蛍光灯の形や色を、設置する場所などに合わせて自在に加工する
独自の技術を取り上げる。

なぜ、ここでワールドビジネスサテライトのネタを紹介するのか。
私が取材を受けてテレビデビューするからに他ならない。
私が頼まれた内容は、民主党マニフェストによれば、酒税の改正が行われ、
現在酒類によって異なる税率の酒税をアルコール度数に応じたものに
改正されることになるが、その影響がどうなのか、というものです。

現行の税額を確保することを前提とした私の試算によれば、
(データは国税庁から発表されている平成19年度の酒税の統計表から試算)
1度あたりの1キロリットルの酒税は2万円になりますので、
下がるのは、ビール、発泡酒くらいですね。
(詳しい数字はネタバレになるので、具体的な数字は放送後に書きます)

ビールの酒税が高いのは、日本では作れない舶来物の高級品だったからで、
同様に舶来物の高級品であったウィスキーやブランデーのように、日本への
輸出を狙った外国からの圧力による減税(焼酎との税率格差が批判されて
同程度まで引き下げられています)が行われた酒類ではないために、
他の酒類の酒税よりも高い税率のまま維持されてきたからなんですよね。

酒税法から見ると、ビールは庶民の酒ではないんですよ。

それを見直そうというのが民主党の狙いなんでしょうが、政策的に低い
税率が維持されてきた日本酒や焼酎にとっては、大増税なんですよね。
ビール党には嬉しい話ですが、焼酎党の私としては実に悲しい気分です。

放送ではどこまでオンエアされるのでしょうかね。
今晩の放送が楽しみです。