リフォームを逆オークション形式で発注する発想 - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

阪本 貴洋
有限会社NOW 代表取締役
リフォームコーディネーター

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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リフォームを逆オークション形式で発注する発想

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リフォビッドの賢い使い方

たった一つの疑問から


相見積は、当たり前の世界である建築工事。

受注できた時は、

「良かった。」
「よし!がんばるぞ!!」

受注できなかったときは、

「プランがいまいちだったのだろうか?」
「予算が合わなかったんだろうか?」
「わたしの信用が得られなかったのだろうか?」

主にこの3つの疑問が、
頭の中をぐるぐる駆け巡るだけ・・・

想像でしかない。

そう。
受注にならないとき、
断りの連絡が入ることは、
ほとんどあり得ない。

受注できなかった理由が、わかる方法はないのだろうか?


一本の電話で世界が広がる


「御断りの連絡もせず申し上げにくいのですが、
また立ち寄っていただけませんでしょうか?」

ずいぶん前に見積もりをした方で、
ご連絡がなく諦めていた方からでした。

お伺いして唖然・・・としました。

ギィギィ床鳴りする床に
流し台のフルセット。(見積時は、システムキッチンでした)

まったく希望されていた内容と違う。

事情を聴くと相見積りの中で
一番安く台所がリフォームできると考えられたそうです。

しかし、内容が異なれば価格差はあたりまえです。

それがわからない方も現実問題多いのが現状です。

その業者曰く、
1.床鳴りは、新しい間はよくあるのでなじむとしなくなる。
2.システムキッチンは高いので流し台の組み合わせで同じようにできる
とのこと。

予算を大変気にされていた方でしたので
その言葉の誘惑に負けてしまったのでしょう。

その業者は、すでになく、連絡は取れないそうです



プランが違う=価格差の発生

こういうことも専門的であるがゆえに
わかりにくいのだろうか?

・・・

と、その時頭の中に『ピーン!!』とひらめきました。

業者がプランの見せ合いをお互いにできたら、
お客様も内容の違いで誤解することもなくなる!!

しかし、この業界のタブーに賛同してくれる業者がいるだろうか・・・

そう考えながらも私は、前に歩き出したのです。