- 青松 敬明
- ビジネスナビゲーター
- ビジネスコーチ
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
つまり、いつも同じ仕草で球を設置し、目標を見て、素振りをして、アドレスをするというような一連の行為である。
これは、ゴルフだけではなく、ほとんどのスポーツにおいても重要視されている。
イチロー選手を見ていても、毎回同じ行為を行ってからピッチャーに相対しているのは明白である。
多分、人間の体というのは、同じパターンを繰り返し行っていると、その次の行動も同じパターンになるということなのだろう。
つまり、スポーツであっても、仕事であっても、同じパターン、特に成功パターンを繰り返す仕組みを体に染み込ませることが勝利の秘訣なのではないだろうか。
仕事の場合、運動と違って、いきなり会社のデスクの周りでポーズを取る訳にもいかないので、脳に対して「こういうときは本気モードだぞ」とか「こうなったらちょっと休憩モードだぞ」とか「これを見たらこういう仕事をしよう」というような外的な要素を取り入れてみることにした。
この私の場合は、とりあえず、iPhoneの曲によってモードを切り替えるようにしているが、曲を聞くのがはばかられるような状況のときは、iPhoneの中の写真によってモードを切り替えたりしている。
また、習慣の問題かもしれないが、最近は、ホットコーヒーを飲んだ直後は本気モードになるようになった。
*「ルーティーン」より転記しました。