みんな注目!TVの行方 #5 - 販促・プロモーション戦略 - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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みんな注目!TVの行方 #5

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メディアと映画、ずっと楽しい関係。 TVの行方、これからのテレビは?
やっと梅雨らしい天気になってきました。
先日、近所の神社に行ったら、キレイなアジサイに出会いました、
深い青い色に一瞬、心がなごみました。

こんにちは、山藤(サンドウ)です。

人気シリーズ、TVの行方、これからのテレビは?として、コラムシリーズを書いています。

今回は、TV広告の未来系?


として、広告の王様であったテレビCMが今後どのようになってゆくかを考えてみます。

2011年7月に、TVのアナログ放送は終了し、デジタル放送に移行します。
果たして大きなトラブルもなく完全移行できるのでしょうか?

TV業界関係者にとっては大きな問題です。



世界では、着々とアナログ放送が終了して、デジタル放送に移行しています。
アメリカでは、6月にデジタル放送に完全移行するタイミングです。

日本の場合、全国のTVは、およそ1億台といわれていますが、


これが全てデジタル対応機に変わるのです。
逆に言えば、今のアナログテレビは、2011年以降、見れなくなってしまうのです、

昨年後半より、大分PRが浸透しつつありますが、大きな問題です。

あの、スマップの草薙くん事件?でも、イメージキャラクターが問題を起こしたとかで、
逆に、総務省の鳩山邦夫大臣の発言のほうが問題化したのも?記憶に新しいところです。

今はすっかり「チデジカ」くんが何も無かったかのように宣伝しています。

それから、テレビを取り巻くもう一つの問題は、

広告売上高の問題です。



経済産業省が発表した「広告業統計」では、

新聞 -13.6% DOWN
テレビ -6.5% DOWN
ネット +15.1% UP


新聞広告が減少しているだけでなく、テレビ広告も減少しているのです。



原因の一つは、HDDレコーダーの普及により、ある統計では、
ユーザーの4人に1人は、CMをすべて飛ばして見ている。
2人に1人は、CMをスキップしている。
という結果が出ています。

野村総研、調査データ(2005年)

新聞広告、テレビ広告が減少している変わりに、ネット広告が伸びています。

現在の伸び率では、

2013年には、テレビの市場規模である、2兆円を抜き、


広告市場で最大のシェアを占めると試算しております。

つづく。

参考資料: 佐藤卓己 NTT出版 昭和の思い出、テレビ的教養