- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
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みんな注目!TVの行方 #5
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メディアと映画、ずっと楽しい関係。
TVの行方、これからのテレビは?
2009-06-23 08:55
先日、近所の神社に行ったら、キレイなアジサイに出会いました、
深い青い色に一瞬、心がなごみました。
こんにちは、山藤(サンドウ)です。
人気シリーズ、TVの行方、これからのテレビは?として、コラムシリーズを書いています。
今回は、TV広告の未来系?
として、広告の王様であったテレビCMが今後どのようになってゆくかを考えてみます。
2011年7月に、TVのアナログ放送は終了し、デジタル放送に移行します。
果たして大きなトラブルもなく完全移行できるのでしょうか?
TV業界関係者にとっては大きな問題です。
世界では、着々とアナログ放送が終了して、デジタル放送に移行しています。
アメリカでは、6月にデジタル放送に完全移行するタイミングです。
日本の場合、全国のTVは、およそ1億台といわれていますが、
これが全てデジタル対応機に変わるのです。
逆に言えば、今のアナログテレビは、2011年以降、見れなくなってしまうのです、
昨年後半より、大分PRが浸透しつつありますが、大きな問題です。
あの、スマップの草薙くん事件?でも、イメージキャラクターが問題を起こしたとかで、
逆に、総務省の鳩山邦夫大臣の発言のほうが問題化したのも?記憶に新しいところです。
今はすっかり「チデジカ」くんが何も無かったかのように宣伝しています。
それから、テレビを取り巻くもう一つの問題は、
広告売上高の問題です。
経済産業省が発表した「広告業統計」では、
新聞 -13.6% DOWN
テレビ -6.5% DOWN
ネット +15.1% UP
新聞広告が減少しているだけでなく、テレビ広告も減少しているのです。
原因の一つは、HDDレコーダーの普及により、ある統計では、
ユーザーの4人に1人は、CMをすべて飛ばして見ている。
2人に1人は、CMをスキップしている。
という結果が出ています。
野村総研、調査データ(2005年)
新聞広告、テレビ広告が減少している変わりに、ネット広告が伸びています。
現在の伸び率では、
2013年には、テレビの市場規模である、2兆円を抜き、
広告市場で最大のシェアを占めると試算しております。
つづく。
参考資料: 佐藤卓己 NTT出版 昭和の思い出、テレビ的教養